掲載日:2015年05月11日 ツーリング情報局 › 甲信越エリア
走行エリア/茨城県・福島県・新潟県
走行した道/茨城県道36号・国道349号・118号・289号・294号・49号
投稿者/ガンさん 取材日/2014年09月20日
春も本格的に暖かくなってきた4月25~26日の土日。晴天にも恵まれ、気温も平年よりも高く初夏並みの最高気温は24度となりました。既に多くのライダーたちが愛車で走り出している中、私が今年初めてのツーリング先に選んだのは、この春、娘が社会人1年目として選んだ地、茨城県日立市でした。
今回のツーリングレポートは、新潟・日立間をほぼ一般国道で走った1泊2日ツーリングの帰路をレポートしたいと思います。
まず、上の画像は日立市の国道6号バイパスの海の上を走る区間です。このバイパスには途中に浜の宮ロードパークという海を見渡せる休憩エリアがあり、また、近くの日立駅の海岸口からは太平洋を一望できるフリースペースやカフェもありますので、絶好な休憩スポットとなるでしょう。ここをお昼12時に出発し、茨城県道36号へ向かいます。この県道は国道349号へと続き、それまでの峠道区間から開放されることになり、ライダーにとってはとても快適な走行区間となります。
国道349号からは北へ進路を取り、国道118号、国道289号と福島県白河市方面に向かいます。
国道349号は里川という小さな川沿いを走る国道で、景色も良く車の流れもスムーズで、途中には県道22号から奥久慈憩いの森を通る峠道、さらにその先には袋田の滝という名所もあります。
349号をしばらく走ると福島県へと入り、国道118号と交差しますので右折して国道118号に入ります。すると矢祭町に入り、やや交通量も増えてきます。118号から289号へと向かう中間地点には「道の駅 はなわ」がありますので、ここでいったん休憩しました。この道の駅はレストラン、農産物産直売、コンビニがあり、駅の裏(画像)には河川沿いに広い野原が広がっており、多くのライダーやドライバーに休憩スポットとして利用されていました。
国道118号から国道289号へと入り、白河の町まではまた交通量が増えますが、基本的には田園地域の国道であるため、特に大きなストレスを感じる事なく、白河駅付近を通過して国道294号に入ります。
国道294号からは交通量も少なくなり、大きなカーブやアップダウンを繰り返す峠道で、新緑が心地よい快走路となります。画像は途中に立ち寄った「道の駅 季の里天栄」周辺の道路です。この道の駅の先の平野部には見事な桜並木があり、時期がもう少し早ければ多くの満開の桜がとても美しかったと思います。
ここから猪苗代湖の南までは勢至堂峠という道幅も狭く、急なカーブが続く峠道となり、スローペースな自動車、トラックなどが先頭にいると大きなストレスを感じると思いますが、自然豊かな山道を存分に走ることができます。勢至堂峠を抜け、猪苗代湖の西方面の国道沿いでは会津磐梯山の姿が見え始めました。その雄大な姿には、おそらく誰もが感動することでしょう。
国道294号から国道49号へと走り繋ぎ、会津若松市に入ると交通量もかなり増えてきます。国道49号は福島県いわき市から新潟県新潟市を結ぶ大動脈となるため、時間帯によっては、会津若松市などの市街地周辺で道が混雑するかもしれません。
会津から新潟方面へ向かう場合は、会津磐梯山から離れていく向きに進むため、途中の信号待ちで後ろを振り返りながら、その雄大な姿を眺めていました。そうこうしているうちに、走行距離は約160キロに達し、時間も午後5時近くになったため、会津若松市中心部から新潟方面にある国道49号沿いの「道の駅 あいづ 湯川・会津坂下」にて休憩です。
施設は新しく、広い敷地には多くの人々が訪れており、多くのライダーが休憩スポットして利用していました。また、この地域は会津盆地に位置し、道の駅から東は会津磐梯山、南は会津高原、西は越後山脈、北にはこの時期はまだ雪を多く被った飯豊連峰の景色が良く見えました。
国道49号をさらに新潟方面に進むと会津坂下町に入ります。ここから北へ進むと喜多方ラーメンで有名な喜多方市内へ向かう事もできますが、今回は49号をそのまま進み、西会津へ、さらには自然豊かな山間部を越えるように国道を進むと、とうとうこのツーリング最後の県である新潟県の阿賀町へ入ります。
この西会津から阿賀町までは舗装がきれいに整備されている区間と、昔のままのやや荒れた古い舗装の区間があり、さらに道も上下左右のアップダウンがあるため、悪天候時には少し注意が必要です。
阿賀町に入ったところで太陽もだいぶ傾いてきたので「道の駅 阿賀の里」で最後の休憩を取ります。この道の駅は国道に沿って流れる阿賀野川の舟下りや遊覧船を楽しむことができ、多くの名産品が売られており、ここから新潟市までは大きな休憩スポットがないため、こちらも多くのライダーが立ち寄っていきます。
このツーリング、最後の残り約40キロは阿賀野川を所々で眺めながら阿賀野市を過ぎ、水の都、新潟市へと到着します。走行距離270キロ、走行時間6時間の旅となりました。
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