秋の晴れ間に向かう観光地草津

掲載日:2016年10月26日 ツーリング情報局関東エリア    

走行エリア/埼玉県 群馬県
走行した道/国道17号線、県道33号線、国道145号線、国道292号線
投稿者/プラムフィールドさん 取材日/2016年09月25日

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草津の観光名所「湯畑」で堪能する無料公衆浴場

夏が過ぎ、土日祝日の降雨率が高い中、久々の晴れ間を見せたこの日の集合場所は、関東自動車道の高坂サービスエリアでした。久々の快晴の休日とあり、比較的早い朝の時間帯でありながら、バイク駐車場には収まりきらない数のバイクが詰めかけていました。今回のツーリングは、5台でスタートし、途中で1合流するという合計6台でのツーリングとなりました。行先は草津、渋方面です。

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高坂サービスエリアを出発した一行は、渋川伊香保ICを第1目的地として、各々のペースで進みます。日曜日とはいえ、スタート時間帯が早かったため、渋滞も無く、スムーズに進む事ができ、実に気持ちの良い高速道路走行ができました。「高速」と付くからには、いつも渋滞では無く、こういったペースで気持ち良く走れる事が望ましいですね。長々とした渋滞を体感したあげく、高速料金を支払うのでは、割に合いません。

さほど差も無く渋川伊香保ICに到着した5台は、国道17号線の中村の交差点を左折して、県道35号線に入り、ほどなくして、国土交通省前の交差点を左折、県道33号線、通称上毛山パノラマ街道に入ります。時間帯が遅くなると渋滞しがちなこの道も、比較的早い時間帯であれば、比較的良い流れで走る事ができます。途中、渋川スカイランドパークの観覧車が見えるコンビニエンスストアで休憩し、先の予定の確認と、水分補給を行いました。9月末とはいえ、この日は30度近くまで気温が上がりましたので、こまめな水分補給は重要です。

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ここからは県道33号線をひた走り、榛名湖畔へ向かいます。コンビニからは、しばらくの直線の後、ワインディングへと入って行きます。この日は、前日までの雨の影響で走行時間帯は、半分ウェット、そして所何処に落ち葉や小枝片といった道路状況で、決して走りに適したものでは無かったのですが、車が少なく、気分良く走る事が出来ました。

湖畔に至る開けた道まで上ったところで、制服を着た人達に旗を振られて停められました。「え?何か違反したかな?!」と、内心ドキドキしましたが、取り締まりでは無く、マラソン大会による道路規制のお知らせと案内を行っていただけでした。案内によると、湖畔の道路をマラソン大会で片側車線使用するため、ここから先へ進むとUターンできないのと、先へ進める方向が限られてしまうとの事でした。

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流石にマラソン大会があるという事は予想外であったため、予定ルートを変更せざるを得なかったのですが、対向車線を沢山の人々が走っているという特殊な環境に遭遇する事ができ、「先頭集団を誘導する白バイ」のような気分を味わう事ができました。

さて、そんな不思議体験をした一行は、湖畔沿いを反時計回りに走るようにして、県道28号線へと入って行きます。ここからは、下りのワインディングです。ところどころに減速帯が設けられており、二輪車にとっては気を使うところもありますが、比較的緩やかな下り坂とカーブが多く、全般としては気持ちの良い道だと感じました。県道28号線を進むと、郷原の交差点で、国道145号線にぶつかります。ここを左折して、八ツ場バイパスを通過していき国道292号線、通称日本ロマンチック街道へと入って行きます。

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日本ロマンチック街道は、軽井沢から草津へと抜ける景観の良いワインディングで、草津へ入る近くでは、道路に形成された溝を利用して走行車にメロディを奏でさせる工夫が凝らしてある道路でもあります。この日は、草津入口付近で工事をやっていたためか、2輪車であったためかはわからないのですが、渋滞等の影響により気持ちの良いメロディ(民謡:草津節)を聴く事はできませんでした。

国道292号線沿いにある、道の駅草津運動茶屋公園を越えた右側にある一方通行の脇道へ入って行くと、今回の昼食処である「とん香」さんに到着しました。とん香さんは、ジャンボロースかつが有名なとんかつ屋さんですが、今回は、ヒレかつ定食と、ジャンボヒレかつ定食をいただきました。油がしつこくなく、ボリュームもあって、とても美味しくいただけました。

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昼食後は、お店の前の道(国道292号線の脇道)をまっすぐ進み、草津の観光名所である、湯畑に行きました。なお、湯畑周辺の歩道は、駐輪禁止とされているため、バイクを停める際には、バスターミナル前の交差点を左折したところにある、中央駐車場(有料)を利用することをお勧めします。

湯畑周辺には、無料の公衆浴場がいくつか存在します。もっとも近く、人気が高いのが、湯畑の入口にある、白旗の湯です。ここは休日昼間には、観光客でごったがえしている事が多いです。一方、意外と人が少ないのが、湯畑から徒歩3分程度の場所にある千代の湯です。今回は、この千代の湯に入ってみました。ところが、この千代の湯、温泉というにはかなり熱いです。入浴する際には、火傷に注意して入ってください。空いているのにも、訳があるという事を理解した無料温泉でした。

立ち寄りポイント・スポット紹介
  • ● とん香(群馬県吾妻郡草津町草津23-90)
  • ● 湯畑(群馬県吾妻郡草津町草津(以下の番地不明))

レポーター プロフィール
プラムフィールドさん
所有バイク/DUCATI S2R800
さまざまな車種を乗り継いできましたが、結婚を期にすっかりバイクから遠ざかってしまっていたところ、昔あこがれていたバイクに偶然出会い、気軽に楽しむをモットーに復帰したリターンライダーです。

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