岩湧寺~和泉葛城山

掲載日:2009年07月10日 ツーリング情報局関西エリア    

このレポートは BMW BIKES Vol.44 (2008年9月13日発売)掲載の『BBC Report』を再編集したものです。

ツーリング情報局

残暑も厳しいかも!

「暑いでんなー」「ほんまに毎日あついですわー」の挨拶が多いこの時期(レポート執筆時)。バイクに乗りたいけど暑いのは辛い。そんな気持ちを少しでも和らげてくれる場所を目指して走ろう! ということで、大阪府河内長野にある岩湧寺(いわわきじ)を抜け、葛城山山頂へ向かうことにしました。今回は林道を中心に走ろうということで、地元で知らない道は無いというビーエム乗りのちょい悪先輩に未知の道を案内していただきました。

 

まず大阪から国道371号線で、大阪府河内長野市にある市指定文化財の岩湧寺へ、国道371号線から岩湧寺へのルートは地図に載っていないような道を走り、寺へ着きました。ツーレポにならない未知の道とご理解願います(苦笑)

 

岩湧山から滝畑への、加賀田滝畑線は緑の絨毯が敷かれたような道、苔が立派に繁殖していました。非常に滑り、ダートよりも厄介です。転けないように注意が必要です! 滝畑から国道170号線へ向かう地方道61号線は未舗装部分がある道で、だーっと! 走るには最高です。

 

国道170号線から地方道40号線から牛滝地区に向かい、いよいよ葛城山への林道牛滝線を「駆け抜ける喜び」身体に感じる風は涼し~い! 牛にひかれて…ではなく牛滝にひかれてです。

 

大阪・奈良・和歌山でいう葛城山は奈良県と大阪府の境にある大和葛城山の方で知名度がありそう呼ばれています。今回の目的地は和歌山県と大阪府の境にある和泉葛城山と呼ばれている山です。

 

和泉葛城山山頂は標高858m、バイクの気温計を見ると28度、湿度も低く過ごし易いです。そんな中、登山者の方やわざわざコーヒーだけを飲みに来る人もいるという「きっさログハウス」で小休止。山頂にある展望台からの眺めは最高! 和歌山・淡路島・神戸・明石・大阪湾・大阪平野・関西国際空港が見渡せます。昼間もいいですが、夜景はやけいに綺麗やそうです!

 

山を下ると気温計は36.5度を表示していました。100m登ると1度気温が下がる。まさにその通りを実感しました。まだまだ残暑厳しい日々がバイク乗りを待っているように思いますが、その先にはきっと素晴らしい秋が来るはずです!

 

江戸時代初期に建てられたと考えられている本堂。河内長野市の市指定文化財。ヒノキに覆われた本堂は威厳を感じます。

江戸時代初期に建てられたと考えられている本堂。河内長野市の市指定文化財。ヒノキに覆われた本堂は威厳を感じます。

加賀田滝畑線は、緑の絨毯ならぬ苔に覆われた道! はっきり言って滑ります。濡れているところは更に注意。

加賀田滝畑線は、緑の絨毯ならぬ苔に覆われた道! はっきり言って滑ります。濡れているところは更に注意。

滝畑からの地方道61号線周辺は未舗装路が続きます。道案内をしてくれはった先輩ビーエム乗りさんは、RTでもガンガン! BMWというバイクの凄さか腕か!?

滝畑からの地方道61号線周辺は未舗装路が続きます。道案内をしてくれはった先輩ビーエム乗りさんは、RTでもガンガン! BMWというバイクの凄さか腕か!?

「きっさログハウス」

「きっさログハウス」

 

きっさログハウスには春にも訪れました。その時は綺麗な花が訪れる人を迎えてくれました。夏は心地よい日差し、やっぱり夏もいいものです。

きっさログハウスには春にも訪れました。その時は綺麗な花が訪れる人を迎えてくれました。夏は心地よい日差し、やっぱり夏もいいものです。

スポット紹介

岩湧寺

住所/大阪府河内長野市加賀田3824

電話/0721-62-4000

きっさログハウス

営業時間/10時半~16時

定休日/火・金曜日

竹島 博次さん Hirotsugu TAKESHIMA (BMW BIKES Correspondent)
プロフィール
竹島 博次さん
Hirotsugu TAKESHIMA (BMW BIKES Correspondent)

BMW K1200Sを駆り、近畿を中心とした日帰りツーリングで素晴らしい道、景色を見てきた快走ライダー。50歳を機に、同世代が感動するようなツーリングスポットの紹介を模索している。大阪府八尾市在住。

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