極寒の山口ツー

掲載日：2008年02月28日ツーリング情報局 › 中国エリア

極寒の季節でも走りたい
山口の角島へ行ってきました

こんにちわ！　日に日に寒さが厳しくなってきましたが、なぜか寒くなるほど走りが楽しくなってきて、毎日元気に走りまわっているAKIです♪　さて、1年ほど続けてきたこのレポートもいよいよ最終回となりました。最後はどこ走ろうか、とかなり悩みましたが、極寒の1月だからといって「寒いから近場を走る」なんて気はありません（笑）。こんなときこそ遠くまで走るんです。ということで、今回の目的地はアタシの担当エリアの中で一番好きなポイント山口の角島へ行ってきました。地元のバイク乗りなら一度は走ったことある場所（多分ね）ってくらい最高にいい所なんですよー♪　毎回、レポツーリングの時はAM7:00スタートなんですが、さすがに今回は山越えの凍結が怖くてAM8:30にスタート時間をずらしました。一番寒い時期に一番遠い場所を選び、この判断が後々どーなるのか、まだこの時は気がつかず…もっと快走シーズンに紹介すればよかったかな、と走り終わったときに思ってしまいました（苦笑）。

イメージまずは下関に向けて2号線をひたすら走ります。いつもならたいしていい道じゃないって感じる道ですが、この日はほんと快晴で、それだけで気分よく走ることができました。心配していた山越えでは道路の凍結もなく、ラッシュ時からずれていたこともあり、渋滞する周南市あたり（徳山駅周辺）もスムーズに走ることができます。「あー時間ズラして正解じゃったわ♪」なんて、まだこの時はのんきでした。そうそう、この辺り、と言うか山口に入るとやたらと警察の取り締まりが多し！　気をつけましょー。徳山を抜けると防府バイパス、小郡バイパスと続き、道の駅らしいところもありません。国道2号線は淡々と黙々と走るのみです。長府に入り国道2号から国道9号に入ります。この辺りは武家屋敷が立ち並ぶ城下町。立ち寄りたかったんですが時間の関係でスルーです。だって、この時すでにお昼をとっくに過ぎた時間でしたから。先を急ぎますっ。海沿いにでると、源平合戦の舞台となった壇ノ浦や宮本武蔵と佐々木小次郎の決闘があったといわれる巌流島が見えてきて、少しだけ過去の歴史に思いを馳せます。

関門海峡の唐戸市場へ
週末の屋台がオススメ

イメージさて、関門海峡を眺めながら走り抜け、関門橋をくぐり少し走ると左手に「唐戸市場」が見えてきました。ここでお昼にしましょう。ここは鮮魚の卸しと小売りの市場で、新鮮なネタの寿司など食べることができます。週末になれば市場が屋台に変わり、握り寿司、海鮮丼、天ぷらなどが並ぶんです。その旨さと安さは、ほんと驚きますよ！　アタシが走ったのは平日だったので残念ながら屋台は出ておらず、市場の2Fにある回転寿司「海転からと市場寿司」へ。平日でしかもお昼はとっくにすぎていたのにすっごい行列です。予約して待つ間。唐戸市場と隣接している「カモンワーフ」へいってみましょう。ここはレストランや海産物のお土産屋が立ち並ぶところなんですが、空腹にガマンできず、つまみ食いで“あん肝入りたこ焼き”を食べてみました。うーん、、、生地と肝の食感がおんなじで「あん肝どこにおったんかな～（笑）」という感想です…。

さ、さ、回転寿司屋へ戻りましょう。ここも唐戸市場の屋台同様「このネタでこんな金額！？」と驚くくらい安く、旨かったです。ただ、アタシは水曜日に行ったんですが食材を仕入れる卸し屋に休みが多い日のようで、食べたかったふぐ白子とか、ないネタがちょっとあったのが残念。。。なので写真は“あん肝入りたこ焼き”を載せておきます…。

角島大橋から見る
海の青さ…見事です

イメージさぁ、お腹いっぱいで眠気に襲われながら角島へ向かいましょう。国道191号をひたすら北上です。少しの間は街の中を走りますが、ここを抜けると断崖の海岸線「長門ブルーライン」。ここからの眺めは見事です。すでに日が傾きはじめ、日本海の冷たい風に当たっていたのに、この道はかなり気持ちよく走れました♪　特牛をすぎて、県道275号に入るといよいよ角島大橋が見えてきます。橋の長さにも驚くんですが、海の色がほんとキレイなんですよ！　“ありえん青さ！”でした。こんな海の中にのびる橋、走ってみたいでしょ？　橋の途中にはパーキングスペースがあるので、ぜひ停まって景色を味わってみてくださいね。角島に渡ると「しおかぜの里角島」に向かいます。ここにはレストランとお土産屋があるのですが、アタシのイチ押しのお土産はチーズケーキ。オレンジ風味で美味しいんです。常温で売っているのでバイクでも気にせず持って帰ることができます。角島にきたら必ず買うんですが、この日は定休日（泣）。さて、帰りは角島からキレイな夕日を見ました。ここで夕日を見るってことはどーゆーことになるか、やっと気がつきました。特牛まで戻り、国道435号で美祢を目指します。行き交う車も少なく爽快に走れますが、もうすでにあたりは薄暗くグッと気温が下がってきたのが分かり（さすがの）アタシもツラくなりそーでした。

イメージ美祢に入り、中国道に美祢インターから乗りました。それはそれはありえん寒さで、ほぼ気力のみで走っていましたね（笑）。今回のコースはもう少しあったかくなってから走ることをオススメします。ツーレポ最後に高速道路を使ったことに何か腑に落ちない気がしますけど（笑）。あっという間でしたが、この1年間ほんと改めて走る楽しさ感じました。感覚でモノ喋るアタシにツーレポーターに誘ってくれた編集部T氏、さぞかし後悔されたことでしょう（笑）。でも、いい経験させてもらってすごくすごく感謝しています。これからも相棒バイクと共にずーっと駆け巡り、いろんな出会いを楽しみに走り続けたいと思います。1年間ありがとうございました！