比婆道後帝釈国定公園[広島県]

掲載日:2013年02月21日 国立・国定公園を巡る、泊まる中国エリア    

取材協力/財団法人 休暇村協会

園内にある小高い丘 「小坊主」 に登れば見晴らしは最高。標高1,000mで天空のお散歩を体験できる(玄関から歩いて約7分)。

この公園のおすすめのルート

国道314号線

備後国東城、現在の広島県庄原市東城町付近は、日本海と瀬戸内海を結ぶ連絡道の中継地点であり、東城から放射状に伸びた旧街道は「東城往来」と呼ばれていました。現在「東城街道」と呼ばれている国道314号線は、鳥取県南雲市からヤマタノオロチ伝説の地や、たたらの里として知られる横田市を抜けて東城へ至る道です。本国道の最高地点付近となる島根県仁多郡奥出雲町には、全国でも最大規模といわれる巨大な二重ループ道路「奥出雲おろちループ」があります。

4月のミズバショウから10月のリンドウまでさまざまな花が楽しめる山野草の宝庫(8月下旬の様子)。

散策路に沿って歩くと秋になればきれいに紅葉するカエデやブナ、ニレなどの巨木に出会う。森の中には兎や狐などが生息しており、7月中旬頃になると小川で蛍が姿を見せる。

雨の後のよく晴れた日は星がきれい。流れ星も見られるかも(写真提供/島根県 森山様)。

タタラ製鉄の名残として3つの大きな池があり大池には鯉が生息している(写真は原池)。

登山の拠点として便利。吾妻山の頂上まで約40分。健脚の方には比婆連山縦走がおすすめ。

このエリアで泊まるならココ!

休暇村 吾妻山ロッジ

中国山地を見渡す丘で山野草を愛でる

多くの神話や伝説が残る比婆連山の一角をなす1239mの紅葉の美しい吾妻山。休暇村吾妻山ロッジは中国山地の山並みを見渡す1000m付近の高台に位置し、ブナやミズナラの林に囲まれています。山野草の宝庫としても有名で、カワラナデシコやマツムシソウなど120種類を超えるさまざまな山野草が季節を追って園内に咲き誇ります。森から聞こえる野鳥のさえずりや虫の鳴き声をBGMに、豊かな自然の中でゆったりとした時間の流れをお楽しみください。

住所/〒727-0321 広島県庄原市比和町森脇
電話/0824-85-2331 FAX/0824-85-2332
営業期間/4月中旬~11月末日(電話は年中通じます。)
WEBサイトはこちら ››

地図

中国自動車道庄原ICから国道432号線を北上し比和町方面へ30km、県道255号線を右折し2km地点で左折、約9km。約50分。

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