投稿者/イイ爺ライダーさん | 取材日/2018年02月09日
大分県豊後(ぶんご)大野市を通る中九州自動車道大野ICから県道26号を約8.5km南下すると、番号の大きな国道502号に出ます。この国道を西へ2.5km進むと道の駅きよかわに到着します。
余談ですが、国道の最終番号は507号で沖縄にあり、国道502号は道の駅の前を走る国道としては一番大きな番号です。そして、神奈川県にも「清川」という同じ地名が存在しているので、行くことはまずないと思いますがご注意下さい。
道の駅のある清川町内には緒方川が流れていて、川に架かる橋の欄干の親柱には大きな神楽面が付いているのが印象的です。清川町は江戸中期頃に出雲神楽の型を取り入れて完成させた御嶽神楽(おんだけかぐら)伝承の地で、重要無形民俗文化財に指定されているため、道の駅にもそれを物語るように神楽の巨大なモニュメントが建っています。
道の駅は施設西側に特産品館を中心とした食事処や豆腐屋、パンの工房を含めた6店舗があり、東側には神楽の資料を展示している神楽会館があります。駐車場と各店舗の間には小川が流れ、子供達の遊び場になっていました。道の駅としての建物は小さく食事処に埋没しているように見えますが、近隣の道の駅は閑散としていたのに対しここは駐車場が満車状態で、食事のために立ち寄った人が多くみられました。
道の駅施設内を流れる小川沿いに食事処が並んでいます。この食事処目当てに立ち寄る車が多いように感じました。
桃を加工した飲み物や、梅干しの色漬けにも使うしそジュースが販売されていました。店員に聞くとしそジュースは少しくせがあり、サイダーや水で割ると美味しいそうです。
道の駅に隣接する神楽会館は、この地方に伝わる神楽の流派“御嶽神楽”の解説や、民俗芸能の資料が展示されています。館内の多目的ホールでは定期的に神楽の公演が行われています。
星の数や寸評はレポーターの主観に基づくものです。道の駅の施設や利便性に対する正確な評価ではないので、参考としてご覧ください。
愛車を売却して乗換しませんか?
2つの売却方法から選択可能!