投稿者/イイ爺ライダーさん | 取材日/2017年12月29日
山口県の下関から日本海側を通り、果ては広島市まで延びる国道191号沿いに『道の駅 北浦街道 豊北』はあります。関門海峡の海域である響灘(ひびきなだ)を見渡せる場所に建てられ、目の前の漁港で揚がった新鮮魚介類が販売されています。中国自動車道下関ICまたは美祢ICから約45kmの場所にあり、駐車場は九州ナンバーや山口ナンバーのバイクや乗用車が半々の割合で賑わっていました。レストランや展望テラスからは、県内絶景スポットの上位として挙げられる角島大橋(直線距離で約4.5km)が見られます。
新鮮な魚介類が並ぶ売り場を見ていると、道の駅ランキング2016で1位になったことがうなずけました。隣接する漁港までは通路で繋がっており、漁船からの水揚げを近くで見物できます。建物のデザインは半円形屋根を立体トラスの梁で受け、巧妙に造られています。天井にはトラスとワイヤーが巡らせてあり、構造デザインとしては道の駅中トップクラスだと思います。また円形の屋外トイレは中央の天窓からうまく採光を取り入れ、洗面コーナーからは海が眺められるようなっています。
お土産は海産物がメインですが、スイーツ類に混じって角島大橋の名前が入ったお菓子があります。魚は有料で三枚におろすか、刺身にしてもらえます。またアワビやサザエが入ったパックが販売されていました。
建物構造は中間に柱を設けない大スパン構造で、RCの独立柱に木材とワイヤーを組み合わせた立体トラスを架けて屋根を乗せている。天井を見上げた時にすっきりしていて美しい構造です。
レストラン『わくわく亭』は海が見える1等席にあり、海鮮料理や特牛イカ(とっこいいか)を使ったメニューが人気です。開店と同時に席が埋まり、昼食時は行列ができます。
レストランや情報コーナーの休憩場所から角島大橋が望めます。訪れた日は曇天でしたのですっきりは見えませんでしたが、海が青く見える時期に訪れたいものです。
星の数や寸評はレポーターの主観に基づくものです。道の駅の施設や利便性に対する正確な評価ではないので、参考としてご覧ください。
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