『ツーリングのつぼ』

雨の日のツーリング

掲載日:2013年06月11日 タメになるショートコラム集ツーリングのつぼ    

Text/Kosuke KAWAI

先日、長野と群馬にまたがる志賀草津道路に行った。眺めが良く、快走できる山岳ワインディングロードだ。峠は標高 2,172 メートルあり、そこが国道の最高地点になっている。標高をあげると道の脇に雪が残っているほど寒くなる。陽が傾くとさらに冷え、防寒のためにレインウェアを着たら思い出した。「レインウェアは書いたけど、シューズとグローブの雨対策について忘れていた」と。そのおわびに結論を最初に書くと、どちらもバイク専用品が使いやすいと思う。

グローブは、これまで台所用や作業用などのゴム手袋を試してみたが、ビニール素材はムレムレとの戦いになり、フィット感も少ない。ゴアテックスのレイングローブを使っていたこともあるが、休憩やら食事のたびに脱着していると、いつのまにか中まで濡れてしまう。だから今ではあきらめて、濡れても不快にならないネオプレーン(いわゆるウエットスーツ素材)のレイングローブを愛用している。これは濡れることを防ぐものではないので、寒い時期はカッコ悪いけれど、ハンドルカバーを愛用している。

シューズはレインカバーがいいだろう。しかし完全防水ではないので、いつかは靴の中がタップンタップンしてしまう。そのためレインカバーに加えて、昔は靴下の上にコンビニ袋を履いていた。現在ではゴアテックスの靴下を使っている。正確には、靴下の上に履く、オーバー靴下だろうか。これは高価な品なので万人におススメはできない。とは言え、私が特別に裕福というわけではなく、バイクイベントのじゃんけん大会で当たったのだ。幸運な私は、大雨でシューズがタップンタップンになっても、普通の靴下はサラサラのままツーリングできるのだ。

日帰りツーリングなら雨に濡れてもガマンする手もあるが、そうでない場合、晴れた日に濡れたグローブやシューズで走りたくはない。そのため、本格的に濡れないうちに、ブーツにカバーをしたりグローブを交換するのがコツだ。

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