掲載日:2020年10月16日 フォトTOPICS
写真・文/小松 男 ※この記事はガレージライフ70号(ネコ・パブリッシング発行)にて掲載したものを再編集しています。
賃貸でエンジョイガレージング/K邸
細部までカスタムビルドされたものと、乗りやすさを追求して程よくカスタムされた2台のハーレーと、1934年式フォードセダンのホットロッドが収まるKさんのガレージ。クルマに良く似あうビンテージアメリカンスタイルでコーディネートされていることがひと目でわかる。
数年前に家の建て替えを考えていたと言うKさんは、その時もガレージハウスにすることを念頭に置いていたそうだが、上手く事が進まなくなり、結局建て替えはとん挫してしまった。しかしどうしてもホットロッドが欲しくなってしまい、それならば賃貸でもいいからガレージが必要だということになり、賃貸ガレージハウスのパイオニア『ジャパンガレージングクラブ』を探し出したのだ。「チョッパーももちろんガレージが必要なのですが、ビクター(ホットロッドショップ)のウェブサイトを見ていて、このクルマの存在を知り、どうしても欲しくなってしまいました。こういったクルマで雨ざらしというのは嫌だったので、賃貸ガレージを探したのです」とKさん。そもそもガレージハウスを借りたとしても住むつもりはなかったので、現在は週1、2回のペースで足を運んでおり、あくまで男の隠れ家的なガレージライフを送っている。
ハーレーはどちらも『セレクテッド』で購入したもの。右は細部まで徹底的にカスタムビルドされたもの、左は乗り味重視でサスペンションやシートなどをカスタムした。
フロアにカーペットを敷いており、それがガレージの大きなポイントとなっている。「ガレージ内のコーディネートは洋服屋をしている友人がやってくれました。彼がフロアカーペットを敷くと言った時にはあまり乗り気でなかったのですが、実際に使ってみるとしっくりきたので、今では気に入ってます」と話すKさん。タイルカーペットを置いているだけだと言うことなのだが、ガレージ全体にアメリカンな雰囲気を生み出している。
自宅、職場、そしてガレージでライフスタイルを楽しんでおり、現在のガレージの使い勝手は申し分ないと言うこと。バイク仲間も訪れ、みんなの遊び場として活用している。
2台用として設計されたガレージの為、クルマ一台と、バイク2台であればゆとりを持って使うことができる。このほかに外にもカースペースが設けられており、使い勝手は良好とのことだ。
DIYで棚を設置している。内装に使われているボード材のビスと、棚のベースを共締めしているので、外しても穴が残らない。
理髪店を経営しているKさんに、アーティストが描いてくれた『SHAVE YOU』という画を気に入り、シャツにプリントしたり、オリジナルデカールを作ったりと楽しんでいる。
アンティークなランプシェードは、ビンテージアメリカンな雰囲気を持つこのガレージに良く似合っている。骨董市などに足を運び色々と物色してきたそうだ。
ピンストライプを施したシェーカーボトルをはじめ、コレクションが並べられた棚。洋服屋を経営する友人がコーディネートしているとのことで全体的に洒落ている。
フロアにはタイルカーペットを置いている。ガレージではあまり見かけないが、リビング的な印象となり、とても雰囲気がいい。施工が簡単でコストも安い。
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