掲載日:2017年10月06日 フォトTOPICS
取材協力/ヤマハ発動機販売株式会社 取材・文/motortoon 撮影/若林浩志
八ヶ岳をバックに記念撮影! 車種限定ミーティングと思えないほどの参加者数がMTシリーズの人気を物語っています。奥のステージトラックには、ブルーのトレーナーを着た開発者の面々。
ヤマハ発動機販売株式会社主催の「第2回 MTオーナーズミーティング」が、9月30日(土)に山梨県のサンメドウズ清里で開催されました。
昨年、ヤマハコミュニケーションプラザで行なわれた第1回MTオーナーズミーティングでは、あいにくの雨にも関わらずおよそ1,000名ものMTオーナーが集まりました。2回目となる今回は、会場を清里高原に変更。ヤマハ本社に集まる、というのももちろん捨てがたい魅力がありますが、絶好のツーリングシーズンに、素晴らしいロケーションをバックに広々とした会場に集まるというのは嬉しい計らい。当日は快晴に恵まれたこともあり、来場総数は前回を大きく上回る1,600名、1,300台のMTシリーズが集結しました。
広大な会場を活かし、現行MTシリーズのフルラインナップ展示や、ヤマハモーターサポート&サービスによる物販、さらには多数のパーツメーカーやコンストラクターの出展や飲食ブースなど、内容も大幅にパワーアップ。またMT開発者の面々や、さらには話題の(?)MOTOBOT君も登場。ステージでのトークイベントだけでなく、会場内で来場者の方々の質問に直接答えるなど、積極的に交流を楽しむことができました。
豊富なラインナップ、そして魅力的なモデル展開により、年々魅力を増していくMTシリーズ。会場でもその幅広い人気を表すかのように、若い女性からベテランライダーまで、ユーザー層の多彩さが非常に印象的でした。そこに共通しているのは、シンプルにバイクライフを楽しんでいる、という様子。イベント内容もそれに合わせSNSを積極的に取り入れるなど、バイクのある生活を楽しむことをバックアップしているように感じられました。
圧倒的台数の参加者とともに美しいロケーションの元で行われる、充実した内容のMTミーティング。次回の開催は未定ですが、今回参加できなかったMTオーナーにも、ぜひ参加して欲しいミーティングです。
01展示された現行MTシリーズはすべてまたがることが可能。もちろんフラッグシップモデルであるMT-10SPも用意されており、思い思いにまたがって、その感触を楽しんでいました。
02大排気量だけでなく、MT-25、MT-03にも常に人だかりが出来ていました。多彩なエンジンラインナップで、各車種に個性と魅力があるのもMTシリーズの特長と言えるでしょう。
03グッズやアウトレットなどの公式グッズ物販には、目を疑うほどの長蛇の列ができていました。写真に写っている部分は、実は行列の半分程度。午後を過ぎると人気アイテムは売り切れが続出していました。
04会場中央に設けられたステージでは、トークショーをはじめさまざまなイベントを実施。会場を盛り上げてくれます。とくにMOTOBOT君の登場は会場を沸かせていました。
05会場に併設されたMTシリーズ専用駐車場。車種年式はもちろん、個性的なカスタム車両など、バリエーション溢れるMTの数々に、駐車場をまわているだけでも楽しくなってきます。
06K&Hブースでは、同社製のシートを装着したMTシリーズだけでなく、ファニーズのビキニカウルとシートカウルが印象的なXSR900が展示されていました。
07松本エンジニアリングは、MT-07をはじめ3台のデモ車を用意。いずれもビビッドなカラーリングが印象的な個性的なスタイルで仕上げられており、MTの様々なスタイルに対応する素性の良さを感じさせます。
08カーボン製フロントバイザーカウル、そしてアンダーカウルとリアフェンダーで大きく印象を変えるMT-07は才谷屋の展示車両。イベント価格はこうしたミーティングならではの嬉しいポイント。
09常に人だかりの出来ていたプロトのブースでは、バッグやエンジンガードなど、豊富なアイテムにMTオーナーも興味津々。イベント価格で提供される物販も人気を博していました。
10ヨシムラブースでは、実際にエンジンをかけてマフラーのサウンドをアピール。これも広くゆとりのある会場ならではの試みと言えるでしょう。
11ボリューム満点のステーキ丼やホットドックなど、各種飲食ブースも充実。目の前で調理されるステーキに、ついつい足が止まってしまいます。絶景と美味しい食べ物で気分もお腹も満たされます。
12会場内を闊歩するMOTOBOT君は注目度バツグン。記念撮影にも喜んで対応するなど、ロボットとは思えないサービス精神。ステージイベントでも筆談で参加していました。
13飲食用の大型テントも用意されており、仲間同士での談笑やお昼ご飯を楽しんでいました。ちなみにみなさんステーキ丼でしたね。さらにはコーヒーの無料提供も。
14普段は、社内でもなかなか全員が集まることはないという開発者の面々。開発者トークイベントとして、MTの歴史や開発のリアルな話を聞かせてくれました。
15facebookやtwitterなど各種SNSでのタグも設定されており、来場者のコミュニケーションにも一役買っていた模様。さらには記念撮影用のカキワリも用意され、思い思いに活用してたようです。
16「MTのおかげで結婚します」という、はしさんとはにゅさんのカップル。MT-09とMT-25(現在はセロー)に乗る、2人そろってのヤマハ党。
176月に納車されたばかりのMT-10で登場のちゅばるさん。気になるMT-10の印象は、「R1より速いと思います。まさにバケモノ」とのこと。
18今回が初参加になるTATSUさんはMT-07で参加。「会場が清里だとツーリングも出来て嬉しいですね。イベント後は御射鹿池にツーリングに行きます」
19シリーズ最強モデルというべきMT-10SPを駆るのは、りゅうがさん。「またがった瞬間の剛性感が凄い」と、その魅力を語ってくれました。
20「前回よりもすごく人が多いですね。1泊して明日はビーナスラインを走ります」と、ツーリングを満喫するchitamacatさん。愛車はMT-09。女性人気の高さもMTシリーズの魅力ですね。
21受付の横に設けられたオーナー交流ブースには、大きな寄せ書きのボードが設けられていました。みなさんが思いの丈を自由に書き記し、さらにはスタッフによるリプライも。
22昨年も参加していた、コーギーのツヴァイちゃん。今年はオリジナルの衣装と会場限定バンダナをコーディネート。オーナーいわく「日本一MTに乗っているコーギ-」とのこと。
23会場限定のMTシリーズTシャツは、MTオーナーにとって購入必至なイチオシアイテム。各サイズとも、みるみるうちに売り切れていきました。
24ワイズギアのブースでは、同社のオーセンティック外装をはじめ、各種アイテムを装着したデモ車両を展示。実車で装着されているのを見ると、購入欲が刺激されますね。
25青いトレーナーが目印の開発メンバーは、参加者同様に会場内を自由に楽しんでいました。気軽に声をかけて下さいとのことで、オーナーにとっても、さまざまな質問や、開発秘話を聞くことの出来るチャンス!
26ステージイベントのラストは、各社提供のアイテムに競り落とすチャリティーオークション。ここでの売上は、ヤマハナイスライド募金に全額寄付されます。次回開催される際は、是非みなさんも協力してくださいね。