MTシリーズの最高峰! R1の性能を受け継いだMT-10登場!!

掲載日:2017年03月15日 フォトTOPICS    

取材・撮影・文/佐賀山敏行  取材協力/ヤマハ発動機株式会社

YAMAHA MT-10 ABS/2017年5月16日発売/車体価格:167万4,000円(MT-10)・199万8,000円(MT-10 SP)/カラー:ブルーイッシュグレーソリッド4(グレー)・ディープパープリッシュブルーメタリックC(ブルー)・マットダークグレーメタリック6(マットグレー)・ブルーイッシュホワイトメタリック2(シルバー)※SP

ライダーの意のままに操れるダイレクト感と独創的なスタイリングによって人気を博すヤマハのMTシリーズに、最高峰モデルとなる『MT-10』が登場した。他のMTシリーズ同様、次世代を思わせるネイキッドスタイルをベースにしつつ、スーパースポーツ『YZF-R1』のアルミフレームとエンジンを、ストリートでの扱いやすさを考慮して再構成。最高のストリートモデルにふさわしい1台となっている。

水冷直列4気筒エンジンにはクロスプレーン型クランクシャフトを採用し、MTの大きな特徴であるクリアなトルク感とリニアリティーを実現。フレームはYZF-R1をベースにしながらも、部品の約60%をMT-10専用に変更。強度や剛性バランスを最適なものにしている。他にもトラクションコントロールやクルーズコントロール、3つの走行モードなどを装備。ストリートからツーリング、さらにスポーツ走行まで、高レベルな走りがオールマイティーに楽しめるのだ。

また、オーリンズ製電子制御サスペンション(前後)や走行モードを自在に選択できるYRC(ヤマハ・ライド・コントロール)セッティングなどを装備した上級グレード『MT-10SP』もラインナップ。MTシリーズ真のフラッグシップとして、こちらも高い魅力を有している。

01フレームやエンジンはヤマハの最高峰スーパースポーツ『YZF-R1』を受け継いでいる。しかし、そのスタイリングはまったく異なるものとなっていて、オールマイティーに楽しめる。エッジの効いた無骨なデザインも大きな魅力だ。

02他のMTシリーズ同様、マスの集中化が図られた車体はコンパクトで、スポーティな雰囲気を漂わせる。ホイールベースは1,400mmでYZF-R1より短く、あらゆるシーンで軽快なハンドリングができるように設定されている。

03モデルの身長は175cm。1L近い排気量を持つモデルとしてはコンパクトなMT-10だが、足つきは片足のかかとが少し浮く程度。手前に引かれたハンドルのおかげでライディングポジションの自由度は高い。

04個性を強めるLED2眼ヘッドライトを採用。メーターバイザーも装備して、フロントビューのインパクトを高めている。機能性とデザイン性を両立させるサイドダクトも要注目のポイントだ。

05多機能デジタルメーターは視認性に優れていて、必要な情報をわかりやすく表示。フロントフォークはYZF-R1(2015年モデル)をベースにMT-10専用にリセッティングしたものを装備する。MT-10SPではフルカラー液晶を採用している。

06フロントブレーキはラジアルマウントの対向4ポットキャリパーをダブルで装着。ホイールはアルミ鋳造製で軽量、さらにタイヤは専用開発されたものを装備する。ABSは標準装備だ。

07エンジンはクロスプレーン型クランクシャフトの水冷直列4気筒997cc。スロットルワークに対してダイレクトな駆動力が得られるのはMTシリーズ共通の特性で、走る楽しさが追求されている。

081,400mmのショートホイールベースによって、ストリートやワインディングなど、あらゆるシーンで軽快なハンドリングを実現。トルクフルなエンジンも相まって、スポーティな走りが楽しめるようになっている。

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