掲載日:2018年08月26日 プロが造るカスタム
取材協力/ブライトロジック
記事提供/ロードライダー編集部
※この記事はロードライダー特別編集『ザ・カスタムマシン2017』に掲載された内容を再編集したものです
ほぼノーマルの状態から一気にカスタムされたというハヤブサ。マットグレーのブレンボカラー、車体各部に入るレッドのコンペティションストライプが目を引くが、注目はテールカウルまわりだろう。GSX-R1000K9~用を流用しているのだが、中身はすべてブライトロジックがワンオフ製作している。形状だけ比べても、容易に付かないことは想像できるのだが……。
「海外でそういうカスタムをしている例があったので、ウチでもできるだろう、くらいのノリで始めたんですよね。そしたら位置決めのために治具は作らなきゃいけないし、バッテリーサイズまで換えなきゃいけないしで、とにかく大変。結局3台分くらい作ったんですけど、これを作り続けるのは手が掛かりすぎるってことでやめました(笑)。今ではクレバーウルフさんからキット化されたパーツが出てます。それを使えば同じテールまわりにできますよ」そう語るブライトロジック代表・竹中さん。
その他の部分についても同店のいつもの手法で仕上げられており、前後ホイール変更(マルケジーニ製マグ鍛造)、マフラー変更、タンク変更(ビーター製アルミのブライトロジックオリジナルバージョン)などで軽量化を徹底。合わせてブレーキまわりを強化、操作系のリファインによって操作性(レバー操作の軽さ)、タッチなどを向上させている。
もちろん前後サスペンションのセットアップ、燃料系のマッピング補正なども完璧。見て良し、乗って良しという1台なのである。
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