掲載日:2018年01月22日 プロが造るカスタム
取材協力/ブライトロジック
記事提供/ロードライダー編集部
※この記事はロードライダー特別編集『ザ・カスタムマシン2016』に掲載された内容を再編集したものです
ブライトロジックの手がけるカスタムには、いくつかの共通する基本がある。まず軽量化、それから足まわりのアップグレード、そしてブレーキやクラッチといった操作系(効力、タッチなど)にもこだわるといった具合。もちろんディメンション、前後サスペンションのセッティングなどがきちんとなされていることは言うまでもない。よくよく考えれば、どれも基本中の基本ではあるのだが、同店の場合、どの要素も極めて高いレベルでバランスが取れているのが大きな特徴となっている。
「この車両のオーナーさんはレースもやってる方ですが、ハヤブサは主に長距離ツーリング用。ホイールやマフラーだけでなくカウルやタンクも軽量タイプに換わってます。このあたりを換えるとすごく軽くなるんですよ」(同店代表・竹中さん)
ベースは現行タイプハヤブサ。タンクはビーター製アルミ。アルミ地にクリアを吹いただけのソリッド感ある状態が逆に新鮮だ
クィックファスナー式のフロントカウルは耐久ルックの通称『ひとつ目』タイプ。だが、完成した車両を見るとノーマルのライトが付いているように見える。どうなっているのか、気になる人も多いだろう。
「YFデザインさんにお願いして、ノーマルライト上側にペイントで描いてもらったステッカーを作ったんですよ。それを耐久仕様の丸型ライトの上に貼ってるわけです(笑)。このカウルは元々クレバーウルフさんに無理言って作ってもらったオーダー品ですけど、その後、ラインナップに加わりました。だからこれは『ひとつ目仕様』カウルの第1号なんですよ」(同)
タンクはビーター製アルミ。当初は塗装する予定だったが現物を見て、あえてアルミ地肌のままでいくことに決めたとか(表面保護のためにクリアは吹かれる)。いい意味で肩の力が抜けた、オトナの1台なのである。
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