掲載日:2017年04月10日 プロが造るカスタム
取材協力/スティルローリン・モデラート
記事提供/ロードライダー編集部
※この記事はロードライダー特別編集『ザ・カスタムマシン2015』に掲載された内容を再編集したものです
海外のパーツ情報、最新カスタムトレンド、さらにはめっき加工などの表面処理にも滅法強い、スティルローリンモデラート代表・筑木さん。この車両は、そんな同店が初めて製作したというロー&ロングカスタムのフルカスタムコンプリートだ。
「スイングアームはトラックダイナミクスの240キット用で、ホイールはパフォーマンスマシーンのフーリガン。前後キャリパーは純正をクローム加工したもので、フォークはスクーデリアオクムラでMEチューン。RKのカスタムスリムチェーンを使っているので、リア240幅でもフレーム加工などはしてません。LED電飾も10カ所に入ってます」
こうした内容で実車の完成度は見ての通りだが、車両価格は199万8,000円(税込み、諸費用別)と、かなりリーズナブルに設定されている。ベースは2007年式GSX-R1000、走行距離は1万5,000km弱。装着されているパーツ、クローム加工にかかったコストは、120万円を超えるという。この数字には工賃などは含まれていないと聞けば、このプライス設定がいかに破格なものか、分かってもらえるだろう。
「ウチの車両で過剰なイメージがある方にも、純正色で手軽に楽しめると思います。ですからこのスタイルを気に入ったという人に乗ってもらいたい。そういう思いはあります。ここから仕様変更したり、追加カスタムするのもいいと思うし」
コンプリートは、あくまでも『入口』であり、その先に広がっている海外カルチャーも含めた世界観を一緒に楽しんでほしい、というのが筑木さんの希望なのだ。かなり大胆、どこから見ても心意気あふれるスティルローリンからのこの提案、あなたの目にはどう映るだろうか。
愛車を売却して乗換しませんか?
2つの売却方法から選択可能!