スズキ GSX-R400R＋RG500Γ

掲載日：2011年04月06日プロが造るカスタム

ホワイトパネルの計器や車体は'91年型GSX-R400Rがベース。ブルー×ホワイトのスズキワークスカラーをベースにしながらブラックとゴールドをあしらってカスタム感を高めたペイントは YFデザインによる

本来の元となったのは'87年型RG500Г用2ストローク・スクエア4エンジン。これをφ56.5mmの純正1サイズオーバーピストンでO/H。エンジン側面に設置される4個のVM28キャブレターはSTDで、ダクトは残すがエアクリーナーは撤去

φ[37mm正立→]41mm倒立フォークやφ300mmディスク、ニッシン4PキャリパーといったフロントまわりはGSX-R400R用。高さも持たせた断面形状と、角をラウンド形状に仕上げたダブルクレードル型のアルミフレームは大筋がGSX-R400R

後方2気筒用のチャンバー2本は、シートレールを加工してシート下に配置し、その間にバッテリー/オイルタンク/ラジエーターリザーバータンクなどを配する。前側2気筒分の2本の配置は本文の通り。テールランプもワンオフ品だ

リヤホイールはRC45/RVF（750）用ダイマグ。ホイールサイズはRG500Гの2.50-16/2.75-17→3.50-17/6.00-17に。またエンジンとそのマウント部＝四隅に補強リブ＝マルチリブが見える加工ダウンチューブ部はRG500Γを使う

ホイールセンターとチェーンライン出しに苦労したVFR400R（NC30）用改・片持ちプロアーム。その分、フレーム側の加工はショックマウントの変更のみで済んだ。リヤショックユニットのリザーバーステーもフレームには追加される

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