トライアンフ 1977年式 T140-D

掲載日:2011年03月22日 プロが造るカスタム    

トライアンフ 1977年式 T140-D

旧車としての雰囲気を強調する
チョッパーライクなトライアンフ

ヴィンテージ・トライアンフの中でもマニアに人気が高い希少車種 T140-D。オーナーはショップの代表田中宏明で、彼が学び舎として通った、英車のレストアを大人の趣味として学べる トリニティースクール に入学した際に与えられた一台なのだと言う。

 

「車両を全部バラして再び組み上げる……といった、レストアの基礎を学べる学校ゆえ、基本的にノーマルフォルムであることが前提。なんで、僕は学校内でも異端でしたよ(笑)」

 

T140-D のベーシックなところこそ残してあるものの、手を入れたカスタムポイントは非常に興味深い。US仕様の純正ハンドルはもちろん、タンクやシートは同様に純正だが、自らタンク塗装を行い、シートも皮を張り替えて個性を演出。見る人が見れば気付く、玄人好みの手入れである。ブラックアウトしたモーリス製セブンスポークホイールがヴィンテージなスタイリングを強調し、さらにカスタムクローム製サイレンサーやショート化されたリアエンドが、チョッパーライクなイメージを付与する。

 

ブラック×ホワイトのモノトーンでまとめるなど、ロッカーズの雰囲気も持つ一台。「走行距離は 8000マイルとなかなか伸びないんですよね」と笑うオーナーだが、たまの夜にはこの愛車とともに都内を流すのだそう。

LEFT HAND MOTOR GARAGE 1977年式 T140-Dの詳細写真は次のページにて

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