CLASS FOUR ENGINEERING / Z1000J カスタム写真
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カワサキ Z1000J

掲載日:2010年11月22日 プロが造るカスタム    

カワサキ Z1000J Detail Check!

280km/hスケールの速度計はスズキ純正を加工流用。その左に追加されるのはラムコ製油温計(アルミ製カバーはワンオフ)だ。フォークはショーワ製φ[38→]43mm正立で上下ブラケットは'89GSX-R1100を加工流用、各部アルミパーツが車体色のキャンディブルーと同色で揃えられている点にも注目。フロントマスターシリンダーはリザーバータンク別体タイプのニッシン製

280km/hスケールの速度計はスズキ純正を加工流用。その左に追加されるのはラムコ製油温計(アルミ製カバーはワンオフ)だ。フォークはショーワ製φ[38→]43mm正立で上下ブラケットは'89GSX-R1100を加工流用、各部アルミパーツが車体色のキャンディブルーと同色で揃えられている点にも注目。フロントマスターシリンダーはリザーバータンク別体タイプのニッシン製

オイルクーラーはアールズ9インチ幅13段コアで、オイルラインは下入れ下出し。エンジン運転時はかなりの油圧がかかることもあり、オイルラインはきついアールを取らずにエンジン下を通した緩いアールを取るようにしていた。フレーム左にはマウントを追加してステアリングダンパーもマウントしたが、これは今ではスーパーバイクの装備品に形を変えている

オイルクーラーはアールズ9インチ幅13段コアで、オイルラインは下入れ下出し。エンジン運転時はかなりの油圧がかかることもあり、オイルラインはきついアールを取らずにエンジン下を通した緩いアールを取るようにしていた。フレーム左にはマウントを追加してステアリングダンパーもマウントしたが、これは今ではスーパーバイクの装備品に形を変えている

フロントホイールはドイツ・PVM(ペーファーエム)の3本スポーク・キャストでサイズは1.85-19→3.50-17インチ。PVMロゴを残しつつ車体色に合わせたペイントを施し、ホイールリムにイエローストライプを追加しているのも当時と言うよりむしろ現代的だ。タイヤは当時大流行したミシュランのマカダムA89Xで120/70サイズ。ブレーキキャリパーはPM=パフォーマンスマシンの異径対向4ピストン

フロントホイールはドイツ・PVM(ペーファーエム)の3本スポーク・キャストでサイズは1.85-19→3.50-17インチ。PVMロゴを残しつつ車体色に合わせたペイントを施し、ホイールリムにイエローストライプを追加しているのも当時と言うよりむしろ現代的だ。タイヤは当時大流行したミシュランのマカダムA89Xで120/70サイズ。ブレーキキャリパーはPM=パフォーマンスマシンの異径対向4ピストン

エンジンはワイセコφ74mmピストンを組み、排気量を998→1135mmまで拡大、同時にヘッドをツインプラグ化。放熱性を高めるため、オイルクーラー装着に加え、クランクケース、シリンダーへのガンコート塗装なども行われていた。クランクはファリコン製でJ系のウイークポイントである左後ろマウント(高出力化でエンジンがずれる)も補強加工される。キャブはフラットバルブのTMφ36mm

エンジンはワイセコφ74mmピストンを組み、排気量を998→1135mmまで拡大、同時にヘッドをツインプラグ化。放熱性を高めるため、オイルクーラー装着に加え、クランクケース、シリンダーへのガンコート塗装なども行われていた。クランクはファリコン製でJ系のウイークポイントである左後ろマウント(高出力化でエンジンがずれる)も補強加工される。キャブはフラットバルブのTMφ36mm

リヤのホイールサイズは2.50-18→5.50-17となり、タイヤもミシュランだがTX25ハイスポルトTX25を履き、サイズは180/55と現代的なものとなっている。EXはZ1000JベースのAMAスーパーバイクチャンピオン記念モデル、Z1000Rでも純正採用されてなじみのよいKERKER製4-1メガホン。リヤブレーキキャリパーはこれもパフォーマンスマシンで、対向2ピストン

リヤのホイールサイズは2.50-18→5.50-17となり、タイヤもミシュランだがTX25ハイスポルトTX25を履き、サイズは180/55と現代的なものとなっている。EXはZ1000JベースのAMAスーパーバイクチャンピオン記念モデル、Z1000Rでも純正採用されてなじみのよいKERKER製4-1メガホン。リヤブレーキキャリパーはこれもパフォーマンスマシンで、対向2ピストン

目の字断面のアルミスイングアームはホイールに同じPVM製のセミオーダー品で、丸断面鋼管アーム+通常型アジャスターのSTDとは異なりエキセントリックチェーンアジャスターを採用。リヤショックはフロントフォーク同様ショーワ製だがレイダウン加工はなし。ホイールの塗色+ピンストライプほか、マシン全体の演出が巧みなのもクラスフォーならではで、これは現在もそうだ

目の字断面のアルミスイングアームはホイールに同じPVM製のセミオーダー品で、丸断面鋼管アーム+通常型アジャスターのSTDとは異なりエキセントリックチェーンアジャスターを採用。リヤショックはフロントフォーク同様ショーワ製だがレイダウン加工はなし。ホイールの塗色+ピンストライプほか、マシン全体の演出が巧みなのもクラスフォーならではで、これは現在もそうだ

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