掲載日:2011年02月14日 ROAD RIDER アイテムレビュー
Photo/前川健彦 Report/大屋雄一 記事提供/ロードライダー編集部
全日本ロードレース選手権や鈴鹿8耐、そしてもて耐などの各種イベントレースにまで活躍の幅を広げているトリックスター。実戦で得られたノウハウを製品開発に生かしているのが特徴で、創設から10年、パーツコンストラクターとして確固たる地位を築く。代表を務めるのは国際ライダーの鶴田竜二氏で、製品すべてに彼の経験やアイデアが生かされている。
そんな同社の新製品、メガホンタイプの汎用サイレンサー4種を紹介しよう。いずれも差し込み径はφ60,5mmとなっており、それ以外のテールパイプにも組み合わせられるように、3種類の変換アダプターも別売で用意する。
一方、汎用サイレンサーを装着する上で問題になりがちなのが、ステーの位置だろう。外周に巻き付けるタイプのバンド式であれば自由度が高いものの、見た目にスマートではない。そこで、このサイレンサーではスライド式のステーを採用。これなら、愛車に合わせてステーを付け替える、といったことも含めて対応が可能だ。
有名アーティストを父に持つ鶴田氏の感性によって生まれた製品だけあって、他とは一線を画すスマートなデザインも魅力。チタン製なので軽量化にも貢献する。
[ SPECIFICATIONS ]
[ DETAILS ]
雷神と名付けられたサイレンサー2種。上のロングは全長420mmで、下のショートは315mm。音量の目安はロングが約115dB、ショートは約118dB。
左はキャノンボール。全長350mmで、音量は約110dB。右のランチャーは全長が255mm、音量は約115dB。4種とも外径はφ60.5mm→φ85mmに。
これが可動式のステーで、取り付け位置の自由度が飛躍的に向上。脱着も容易なので、自作ステーへの交換も可。
トリックスターのロゴはレーザーマーキング。なお、4種類とも競技用につき、公道走行は不可なので注意を。
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