表皮は本革と合皮の2タイプ、内部のウレタンにも工夫あり

掲載日:2011年01月17日 ROAD RIDER アイテムレビュー    

Photo/前川健彦  Report/大屋雄一  記事提供/ロードライダー編集部

2010年3月の発売以来、メーカーの予想を大きく超えるペースで売れ続けているCB1100。往年の名車を彷彿させる威風堂々としたスタイリングや、リッターオーバーとは思えないほどの扱いやすさ、価格設定の安さなど、人気の理由は多々あるが、やはり本誌読者にとっては「久しぶりにイジリがいのあるバイクが出た」という印象が強いのではないだろうか。

…そんなCB1100用のカスタマイズパーツに、Kスタイルという名のシートが加わった。これは2010年春の東京&大阪モーターサイクルショーに参考出品されていたカスタムシートの改良版で、ネーミングはCB750フォアの形式名に由来する。厚みのある形状や表皮の模様など、CB750フォアの特徴をよく捉えており、懐かしさを覚える人も多いはずだ。

ボリューム感を出すため、シート高はSTD比で40mmアップの805mmとなり、足着き性は多少悪化するが、内部のウレタンの硬度を部分ごとに変えるなどして、座り心地を徹底的に追求。表皮は本革と合皮の2種類で、前者には専用のレインカバーが付属する。

ハンドリングへも好影響を及ぼすKスタイルシート。合皮なら4万円弱で買えるのもうれしい。

[ SPECIFICATIONS ]

[ DETAILS ]

写真は本革タイプのアップだ。きちんとステッチで仕上げられており、高級感が漂う。思わず触れたくなる質感。

シートベースは純正品と同形状。交換作業は非常に簡単だ。今日は街乗りがメインだから足着き性がいいノーマルシートで…、と簡単に戻せる。

本革タイプには駐車時の保護用にレインカバーが付属。小さく折り畳めるのでシート下のスペースに収納できる。

買い求めやすい合皮タイプ。ウェルダー加工で当時のパターンを再現した。なお、本革タイプは納期に時間を要する場合がある。早めの発注が吉だ。

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