革命的なスーパーショート管が性能重視のSP忠男から新登場

掲載日:2011年01月17日 ROAD RIDER アイテムレビュー    

Photo/前川健彦  Report/大屋雄一  記事提供/ロードライダー編集部

現在4ブランド、約200種類ものマフラーをラインナップしているSP忠男は、代表の鈴木忠男さん自らがテスターとして開発に携わっており、性能に妥協しないというコンセプトが多くの支持を集めている。このたび発売されたCB1100用スリップオンマフラー“パワーボックス”にも、その考え方が貫かれているのだ。

CB1100用のマフラーを作るにあたり、ユーザーがどんなものを求めているのかをリサーチしたところ、手頃な価格のショート管がいいという声が多かったとのこと。そこで、コストを抑えられるスリップオンにすることまでは決まったが、問題はショート管というスタイルだ。排気系には必要な長さがあり、これが短すぎると性能に悪影響を及ぼす。実際に数種類の試作品を試して、そのことをあらためて確認したという。

紆余曲折があったのち、生まれたのがパワーボックスである。加えて、サイレンサー内部も構造をゼロから見直し、システム全体で管長を稼ぐという方法を編み出した。その結果、低中回転域のトルク感が増し、神経質な面も軽減できたというからさすがである。

見た目も性能も妥協したくないCB1100乗りにお勧めだ。

[ SPECIFICATIONS ]

  • メーカー/スペシャルパーツ忠男
  • 商品名/スーパーコンバット ピュアスポーツ スリップオン パワーボックス
  • 素材/ステンレス
  • 適合車種/ホンダ CB1100
  • 認定/JMCA(新騒音規制対応)
  • 価格/65,100円

[ DETAILS ]

真横から見たとき、エンドがタイヤのほうまで伸びる純正サイレンサーに対し、この製品はリヤショックまでと非常に短い。よって見た目にも軽快。

これが“パワーボックス”というネーミングの由来となった大型チャンバーだ。スイングアームの下にある空間に収まるもので、マスの集中化に貢献。センスタもそのまま使用可能だ。

シンプルに見えるサイレンサーだが、内部構造に秘密があり、中身で管長を稼ぐ方法を採用。材質はオールステンレスで、末永く美しい状態をキープ。もちろん、政府認証取得済みだ。

[ お問い合わせ ]

電話/03-3845-2009

[ リリース元 ]

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