掲載日:2017年06月11日 ROAD RIDER アイテムレビュー
写真/前川健彦 文/大屋雄一
ツーリング向けフルフェイスの最高峰、アストラルX。その弟分とも言えるベクターがフルモデルチェンジして“X”となった。
最大のポイントは、最上位モデルのRX-7XやアストラルXと同様に、保護性能を高めるために開発されたシールドシステム“VAS”を導入したことだ。さらにフル脱着式の内装は、アストラルXのかぶり心地に近づけるべく新設計とされ、抗菌防臭性に優れた生地エコピュアーも採用。これはファンデーションが付着しにくいという防汚特性もあり、女性ライダーにとっては朗報と言えるだろう。
ヘルメット内の環境を快適にするベンチレーションは、RX-7Xのディフューザー・タイプ12の小型版と言えるもので、どのような前傾角でも効率よく走行風を取り入れられるよう設計されている。
カラーバリエーションは単色が5種類と、グラフィックモデルを3パターン計9色(!)をラインナップ。便利なプロシェードシステムももちろん、装着可能である。
[ SPECIFICATIONS ]
[ DETAILS ]
頭頂部にあるデュアルフローダクトは、帽体に6.5mmの間隔でふたつの穴が開いている。これはアライ初の試みで、RX-7Xのディフューザー・タイプ12の小型版と言える
かわす性能を高めるために開発されたシールドシステム“VAS"を新採用。PB-cLc帽体も新たな樹脂を採用するなど安全性が向上した
後頭部には実績のある3穴式のデュアルフロースポイラーを採用
RX-7XやアストラルXと同じシステム内装を採用。インカムスピーカー対応システムパッドによって、耳との干渉を軽減している
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