掲載日:2016年02月24日 ROAD RIDER アイテムレビュー
Photo/前川健彦 Report/大屋雄一 記事提供/ロードライダー編集部
かつてツーリングと言えばタンクバッグが必須アイテムだった。上面のクリアケースには地図を入れ、料金所では手前のポケットからサッと小銭を取り出して払う。それが昨今では、地図は専用ナビやスマホの地図アプリに、料金所での支払いはETC車載器に取って代わられた。
そんな背景もあり、ナビやスマホなどのデバイスをハンドルまわりに装着したいという需要が急増。各社からマウントステーが次々と販売されるようになった。ただ、その多くはハンドルバーにクランプするタイプのもので、セパハン車に対応したものは非常に少ないのが現状だ。
キジマが販売するハンドルマウントステーは、そんなセパハン車オーナーの願いを叶えるためのアイデア商品だ。トップブリッジの中央に、ハンドルバーと同じ太さのパイプを設置するというただそれだけのアイテムだが、実はハンドルクランプやアールの形状などによって取り付けられるマウントステーに制約が多いバーハンドル車よりも、圧倒的に自由度が高い。同品のラインナップにこのたび加わったのがハヤブサ用で、全年式に対応するとのこと。
ニンジャ250/SLや同1000、YZF-R25用はすでに発売中で、CBR250R用も登場する予定。今後の製品拡充に期待したい。
[ DETAILS ]
俗にミリバーと呼ばれるハンドルと同径のφ22.2mm(7/8インチ)のパイプを使用しており、一般に市販されている各種マウントステーが装着可能だ
これがハヤブサへの装着状態。スタンダードでバーハンドルを採用している機種も、トップブリッジとの距離が近すぎてマウントステーが装着できないケースが多々あるが、同品はそうした問題を回避できる高さに設定される
キジマが扱うテックマウント社の製品、ハンドルバーマウントベーシックモデルが取り付け可能。価格 5,292円(ブラック)、7,128円(クローム)
キジマが扱うテックマウント社の製品、スマートフォンホルダーも取り付け可能。価格 3,024円
[ SPECIFICATIONS ]
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