掲載日:2016年01月22日 ROAD RIDER アイテムレビュー
Photo/前川健彦 Report/大屋雄一 記事提供/ロードライダー編集部
2013年12月号の当欄で紹介したウイリー製のXJR1200/1300用リアブレーキキット。これがアップデートされたので紹介しよう。
最大の変更点は、サンスター製ブレーキディスクの仕様変更だ。STDのφ267mmに対し、コントロール性を重視してφ250mmとした外径はそのままに、厚さを5.5mmから6.0mmとして熱容量を大幅にアップ。さらに、スリットやホールのレイアウトを変更し、クーリング性能を向上。これによりリアブレーキを酷使しても熱ダレしにくくなったのだ。なお、このディスク肉厚化により、ブレンボの新型2ピストンキャスティングキャリパーを使用する際は、フェロード製のパッドに交換する必要がある。詳しくはウイリーのサイトをチェック、もしくは直接問い合わせると安心だろう。
ディスクアタッチメントは、従来からあるゲイルスピード用とマルケジーニ用に加え、JBマグタン用も登場。これでさらに対応ホイールが増えたことに。なお、トルクロッドはスイングアームの違いによりウイリー製用とSTD用が用意される。
キャリパーサポートとトルクロッドの表面処理は、バフ仕上げとシルバーアルマイトの2種類から選べるのは従来通り。仕上げの美しさと精度の高さは、さすがウイリーだ。
[ SPECIFICATIONS ]
[ DETAILS ]
最大の変更点はブレーキディスクだ。φ250mmの外径はそのままに、厚さを5.5mmから6.0mmへと増やし、さらにスリットやホールのレイアウトを一新している。5本のピンを使用したフローティング構造は従来品を受け継ぐ
ブレーキディスクをリアホイールに固定するためのアタッチメントは3種類。右からゲイルスピード用、マルケジーニ用、JBマグタン用で、マルケジーニのみブラックアルマイトとなる
トルクロッドはスイングアームの違いによりウイリー製用(上)とSTD用(下)の2種があり、購入時に指示する
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