掲載日:2015年07月24日 ROAD RIDER アイテムレビュー
Photo/前川健彦 Report/大屋雄一 記事提供/ロードライダー編集部
三重県鈴鹿市に大きな店舗を構えるモトジョイは、オーヴァーレーシングプロジェクツの新規事業として2009年にオープン。オーヴァーといえばレーシングコンストラクターとして、また高品質なカスタムパーツを製作するメーカーとして古くから知られるが、現在はアプリリアとモトグッツィの専売店であるモト・イタリアーナや、トライアンフ鈴鹿もグループ事業としているのだ。
モトジョイはその中で旧車や絶版車を中心に扱うショップであり、在庫車にカワサキの750SSやBMWのR100RS、R100RTなどがあると聞けば、およそどんなジャンルが得意であるかは想像に難くないだろう。そんな同店が2013年12月にジョイマックスブランドで初めてリリースしたのが、この空冷Z用オリジナルマフラーだ。旧車ファンとしても知られるオーヴァー代表・佐藤健正さんが設計に携わり、サーキットよりもストリートでの扱いやすさを狙って、エキパイ径はやや細めのφ38.1mmを選択。このエキパイから集合部、テールパイプまでがステンレス製で、サイレンサーには軽くて美しいチタンを採用している。
エキパイは手曲げという贅沢な仕様ながら、価格は18万9,000円と手頃。すでに購入したユーザーの評判も上々とのことだ。
[ SPECIFICATIONS ]
[ DETAILS ]
サイレンサーはチタン製。エンド形状の違いによるタイプ1(右)とタイプ2(左)の2種類をラインナップ。内部はご覧のようにストレートとされる
エキパイはステンレス製で、手曲げで製作される。流れるような美しいデザインで、空冷Zとのスタイリング上のマッチングも非常に高いレベルだ
集合部、テールパイプもステンレス製。集合方式はシンプルな4in1を採る
各パーツはスプリングジョイントでつなぎ合わされており、エンジンオイルやフィルター交換時にはスピーディに一部のみを取り外すことが可能だ
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