ラジエーターパイプをチタン製に 耐蝕性に優れ、ドレスアップにも

掲載日:2015年05月26日 ROAD RIDER アイテムレビュー    

Photo/前川健彦  Report/大屋雄一  記事提供/ロードライダー編集部

長年、カワサキのレーシングライダーとして活躍した鶴田竜二さんが主宰する、トリックスター。現行モデルを中心とする昨今のカワサキ車向けオリジナルパーツを数多くリリースして、ストリートのみならずレース参戦者からの信頼も厚い。

そんな同社から、人気ビッグネイキッドであるZRX1200ダエグ向けに、ユニークなパーツが発売された。ラジエーターにつながる上下のホースをチタンパーツ化したもので、エキパイと同様に焼け色による装飾まで施されているのだ。チタンの熱伝導率は一般的なスチールと比べて3割ほどと低いものの、純正のゴム製品よりは圧倒的に高く、この部分での放熱性も十分に期待できる。加えてチタンは耐蝕性が高く、内部腐食と無縁なのも長所となる。

’09年にZRX1200Rがダエグへとモデルチェンジした際、左のラジエーターホースの取り回しがダウンチューブの外側になったため、実際に装着してみると、チタン化による見た目のインパクトは写真で見る以上に大きい。これは新たなドレスアップとして注目される可能性が大であり、ZX-14Rやニンジャ/Z1000用なども開発中という。

見た目はもちろん、機能的にも満足度の高いトリックスターのニューパーツ、ダエグオーナーは注目だ!

[ SPECIFICATIONS ]

  • メーカー/トリックスター
  • 製品名/チタンラジエーターパイプ
  • 素材/チタン
  • 適合車種/ZRX1200ダエグ(全年式)
  • 価格/3万4,560円

[ DETAILS ]

左パイプには誇らしげにトリックスターのネームプレートが溶接される

チタンパイプのエンド部分は、バルジ成形によって純正と同様の形状に

実際に組み込んでみると、チタンの質感と焼け色によるインパクトは想像以上。機能面でのメリットも大きい

合わせて’10年型以降(EBL-ZRT20D)向けのダエグ用車検対応フルエキゾーストを紹介しよう。4-2-1レイアウトで、スポーツキャタライザーシステムを採用。φ115×500mmのサイレンサーを持ち、重量は純正の約14kgに対して半分以下の約6kgを達成した。25万7,040円

[ お問い合わせ ]

電話/052-908-1486
〒457-0803 愛知県名古屋市南区天白町5丁目13

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