掲載日:2014年12月09日 ROAD RIDER アイテムレビュー
Photo/前川健彦 Report/大屋雄一 記事提供/ロードライダー編集部
’99年にデビューし、312km/hの量産2輪車最速をマーク。その後、’08年型で初のフルモデルチェンジを施されるも、未だ世界的に人気が衰えない人気モデルがスズキのハヤブサだ。歴史が長いだけあってアフターパーツも膨大で、特にマフラーは選ぶのに迷ってしまうほど。
かつて全日本のGP500ccやスーパーバイククラスで活躍したライダー・新 辰朗さんが率いるストライカーでは、2型のハヤブサ用として3種類のエキゾーストシステムを販売している。そのうちフルエキ仕様は2タイプで、ここに紹介するのは最も新しいマーク3と呼ばれるサイレンサーを組み合わせた製品だ。
五角形断面のマーク3、その構想および開発には2年を要した。3Dモデリングを駆使し、容量や音量などのバランスを見極めながら、このサイレンサーを生み出したという。アウターの素材はチタンで、写真のヒートカラーのほかに、チタンの地色を生かした素地、バフ仕上げによるミラーフィニッシュという3種類の仕上げから選択可能。いずれも同一価格というから非常にうれしい。
ちなみに一部の’13年型から採用されている新排ガス規制、WMTCモード対象車には対応していないので要注意。’08~’12年型のオーナーは選択肢のひとつに入れてはいかが?
[ SPECIFICATIONS ]
[ DETAILS ]
’13年にデビューしたMark3(マークスリー)は、ラウンド、オーバルに続くストライカーの第3世代サイレンサーだ。断面は緩やかにアールを描く五角形で、JMCA認定品であることを示すプレートをリベットで固定。もちろん、排ガス試験結果証明書も付属する
エキパイはチタン製で、外径が徐々に太くなるコニカルヘッダーを採用
集合方式は4in2in1で、装着にあたりカウルへの加工は不要。またタンデムステップも外す必要はない。エンジンオイル&フィルター交換もそのままでOKなので、メンテナンス性は高い
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