掲載日:2011年12月27日 ROAD RIDER アイテムレビュー
Photo/前川健彦 Report/大屋雄一 記事提供/ロードライダー編集部
’92年にスロベニアで誕生したアクラポヴィッチは、モトGPやSBKなどに参戦する主要ワークスチームがこぞって採用、また欧州では車両メーカーが純正オプションとして指定するなど、今や最も信頼性の高いエキゾーストメーカーへと成長した。そんな同社が、日本市場のために昨年リリースしたのが、JMCA認定のスリップオンサイレンサーである。
最初に登場したのは現行VMAXの国内仕様向けで、専用にデザインされたテーパー形状のサイレンサーを採用する。重量はSTDの5.14kgに対して3.93kgと軽く、近接排気騒音は91dBとなっている。続いて発売されたのが、ハヤブサ1300カナダ仕様とYZF-R1国内仕様の2機種で、どちらもヘキサゴナルシェイプドサイレンサーを採用。これは現在アクラポヴィッチの主力となっているタイプで、外筒はカーボンとチタンの2種類から選択可能だ。
これらは、’10年4月1日以降の生産車両に適用される平成22年度騒音規制に適合しているため、もちろん車検にも対応する。またスリップオンなので、気軽にアクラポヴィッチの高性能を体感できるというのも魅力だ。公道で合法的に楽しみたいライダーに、ぜひ。
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