掲載日:2014年12月02日 ROAD RIDER アイテムレビュー
Photo/前川健彦 Report/大屋雄一 記事提供/ロードライダー編集部
アルミやマグネシウム鍛造のホイール、そしてマスターシリンダーをラインナップするアクティブのオリジナルブランド、ゲイルスピードから、車種別専用設計のブレーキディスクがいよいよリリースされた。
最大の特徴は、アウターローター(ブレーキディスク)とインナーローター(ディスクハブ)の結合に、一般的な円筒形のフローティングピンではなく、T字の突起をディスク中心へ垂直に差し込むフラットインサートを採用していることだ。内外のローターが直に接するので、いわゆるピンの摩耗によって発生する回転方向のガタを抑えることができ、また発生した熱をインナーに逃がしやすいというメリットも生んでいる。
また、アウターには高い放熱性を発揮するホール加工が施され、外径、厚さともそれぞれ2種類を用意。マシンの特性に合わせて最適なブレーキ性能が発揮できるよう、サイズ設定されている。加えて、リヤをフローティング化するディスクも同時発売されており、こちらにも要注目だ。
[ SPECIFICATIONS ]
[ DETAILS ]
ゲイルスピード独自のデュアルバイトクリップを採用。アウターローター(ブレーキディスク)の横方向への振れを抑制することで、ダイレクトなブレーキタッチを実現する画期的な技術
パッドの当たり面の幅は、スーパースポーツ系の5.5mm厚が32mm、ネイキッド系の5.0mm厚が主に37mmとされる
リヤ用は独自のピンを採用することでフローティング化。厚さは5.0mmで、外径はφ220/230/240/250/256/267mmの6種類。車種別専用設計で、価格は1万8,360円~2万520円。リヤブレーキを多用するライダーにお勧めの逸品だ
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