掲載日:2014年07月22日 ROAD RIDER アイテムレビュー
Photo/前川健彦 Report/大屋雄一 記事提供/ロードライダー編集部
今春、アライが発売した画期的な防眩メカ“プロフェードシステム”は、現在所有のアライ製フルフェイスがスーパーアドシスシールドであれば、どんなモデルにも装着できることから、飛躍的にシェアを伸ばしているという。これに引き続き、そのプロシェードを標準装備したアストロもついにリリースされた。
内蔵式サンバイザーを持つヘルメットとの決定的な違いは、世界で最も厳しいとされるスネル規格をパスしている点で、プラスαの安全性を追求するアライならではの姿勢と言えるだろう。このプロシェード、上下させて視野の濃色を変えるだけでなく、突然の逆光に対しても頭を少し傾けるだけで眩しさを軽減できる“ひさし”としての効能もあることから、特にツーリングを中心としたライダーに広く支持されている。
さらに、このアストロはプロシェードを標準装備しただけでなく、内装も専用となっている。抗菌・消臭・防汚効果のあるエコピュアーと呼ばれる生地を使用しているのが特徴で、さらに伸縮しやすいことからヘルメットの脱着性も高いという。
プロシェードの導入およびメットの買い換えを検討していたライダーにとって、これほど魅力的な商品はないだろう。ぜひ、この便利なひさしを多くの人に体感してほしい。
[ SPECIFICATIONS ]
[ DETAILS ]
上げた状態ではひさしとして、下げればスモークシールド(写真)として活躍するアライのプロシェードシステムを標準装備。一度使うと手放せない
写真がプロシェードを上げた状態で、高速走行時には整流効果をも発揮する
TDF3ダクトやOCDダクト2など、ベンチレーション機能は標準モデルのアストロIQを踏襲。後頭部にはスネル規格をパスしたことを示すラベルあり
シールドの内側に装着することで曇りを軽減するSAIブローピンロックシート(クリア)を同梱。なお、グラスブラックの窓&縁ゴムはグレーとなる
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