掲載日:2014年06月03日 ROAD RIDER アイテムレビュー
Photo/前川健彦 Report/大屋雄一 記事提供/ロードライダー編集部
カスタムにおいて、リヤタイヤのワイド化に伴うチェーンラインの確保は悩ましい問題のひとつ。それをチェーン側で少しでも解決してくれる画期的なアイテムが、江沼チヱン製作所からリリースされたのだ。
カスタム界の至宝、サンクチュアリーが手掛ける“RCM”の名を冠したこのチェーン、通常の530サイズの全幅が約25.5mmなのに対し、約22.9mmと2.6mmもの幅狭化を達成している。もちろん内幅は共通であり、シールリングも装備する。
ACサンクチュアリーの中村博行さんによると「ウチが作る車両では、通常の530でも大丈夫なようにクリアランスを確保していますが、タイヤの銘柄次第でそれがギリギリになることも。これを使えば安全マージンを稼げますし、通常品よりも軽量でフリクションロスが少ないのも気に入っています」とのことだ。
ブラック×ゴールドという渋ハデなカラーは、ドレスアップという点でも効果は大きい。チェーンクリアランスで悩んでいるなら要注目だ。
[ SPECIFICATIONS ]
[ DETAILS ]
EKチェーンとスリードという2種類のブランドを展開する江沼チヱン製作所。このEK530RCMは前者に含まれる
サンクチュアリーの名を全国区にしたのが、フルオリジナルのコンプリート車両、RCM(リアルコンプリートマシン)であり、そのロゴマークがアウタープレートに刻まれる。カラーはブラック×ゴールドのみだが、ユーザーからの要望によっては増える可能性も!?
1974年に世界で初めてシールチェーンの開発に成功した江沼チヱンだけあって、通常の530より全幅を2.6mm狭めながらもシール性能は犠牲にしない
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