デザイン、色までブレンボに近似 ワイヤー式クラッチ車待望の逸品

掲載日:2014年05月20日 ROAD RIDER アイテムレビュー    

Photo/前川健彦  Report/大屋雄一  記事提供/ロードライダー編集部

カスタマイズにおいて、クラッチ作動が油圧式であれば、左右のマスターシリンダーを同一メーカーの製品にすることで、ハンドルまわりに統一感を出すことができる。ところが、これがワイヤ式だとあきらめざるを得ず、見た目にも操作感の上でも左右がアンバランスに……。

そんな、長年に渡るカスタムファンの悩みを解決するべく登場したのが、このメカニカルクラッチホルダーキットだ。まずは写真をじっくりとご覧いただきたい。ボディのデザインといい、色味といい、醸し出される雰囲気はまさにブレンボそのものだ。それもそのはず、メーカーはブレンボジャパンの二輪正規代理店であるコーケンで、同社は各種金属表面処理も行っており、こうした製品を作るのはお手のものなのだ。

φ22.2mmのハンドル径に対応した汎用品で、本体はジュラルミンからの削り出しだ。表面処理はハードアノダイズドのほか、3,000円+消費税のアップチャージで全15色から選べるオリジナルカラーバージョンもオーダー可能となっている。

レバーはブレンボ純正の可倒式を標準装備し、さらに同社のRCSミラークランプ(別売り)も取り付け可能。コーケンではフィッティングを確認するための無料レンタルにも対応、気になる方は問い合わせを。

[ SPECIFICATIONS ]

  • メーカー/コーケン
  • 製品名/メカニカルクラッチホルダーキット
  • 材質/ジュラルミン削り出し(ボディ)
  • 表面処理/ハードアノダイズド
  • 対応ハンドル径/φ22.2mm
  • 重量/約254g
  • 価格/4万1,040円

[ DETAILS ]

ワイヤの引き代調整とは別に設けられた、20段クリックのレバー開き角アジャスター。この部分にブレンボ純正ステッカー(別売り)を貼付可能だ

誤作動が極めて少ないローラー式のマイクロスイッチを採用。接続端子も付属しており、幅広いモデルに対応

レバー支点からインナーワイヤのタイコ中央までの距離は、24mmと29mmの2種類を用意。後者はZX-10Rやニンジャ1000など主にカワサキ車向けだ

レバーはブレンボ純正の可倒式を採用。ブレーキマスターもブレンボ製であれば左右でレバー形状が揃うワケだ

[ お問い合わせ ]

電話/045-511-7333
〒226-0022 神奈川県横浜市緑区青砥町305 サンメゾンヒラニ5-101

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