掲載日:2012年09月18日 ROAD RIDER アイテムレビュー
2000年のもて耐参戦をきっかけに、ゼファー1100をカスタムの主力機種に決めたACヨシノ。バイクの原点を見せてくれる数少ないモデルというのが、その大きな理由だ。よって、同車種向けのオリジナルパーツも豊富にラインナップしているが、その中から今回はスイングアームの補強加工を紹介しよう。
ACヨシノのそれは、極太のスタビライザーを追加するなど見た目に派手なものではなく、下側に角パイプを沿わせて断面積を増やすという一見地味な仕様だ。しかし、同店が目指しているのは質実剛健。負荷に十分耐えられるだけの剛性を確保しながら、ライダーに「硬い」という不快な印象を与えない、絶妙なバランスが追求されている。さらに、アーム末端のズレを修正する加工も行うなど、純正パーツのモディファイに徹した内容となっているのだ。
補強加工とは言っても、同店には加工済みの商品がストックされており、STDのスイングアームを送ればすぐに発送してくれるので、あまり待たずに済むのも嬉しい。また、補強以外にもリヤスタンド用ボスの追加も料金に含まれており、マフラー換装でメインスタンドを外してしまった人にとっても朗報だろう。見た目はノーマル、でも走らせれば効果を実感できる、玄人好みの商品だ。
[ SPECIFICATIONS ]
[ DETAILS ]
写真のポリッシュのほかにブラックも用意。持ち込みのリヤアームを加工する場合は5万5650円(塗装剥離状態)
下側にアルミ7N01の角パイプを溶接して剛性を高める。さらに、この部分にチェーンスライダーを標準にて追加
リヤスタンド用ボスの追加も価格に含まれている。写真のVプレートのほかにローラータイプも選ぶことが可能
ACヨシノでは汎用サイレンサーも各種用意する。左からタイプ2/1B/1で、このほか電着で色付けしたタイプ3やメガホンのタイプ4なども揃う。価格は5万5000円~7万9000円にて販売中だ
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