掲載日:2012年02月07日 ROAD RIDER アイテムレビュー
Photo/前川健彦 Report/大屋雄一 記事提供/ロードライダー編集部
’90年、イタリアで創業したブレーキングは、その社名が示す通り、ブレーキ関連の専門メーカーだ。中でも外周を花弁型としたウェーブディスクが有名で、レースシーンでの活躍にとどまらず、車両メーカーが純正採用するまでに発展している。ブレーキディスク以外に、キャリパーやマスターシリンダーなども生産するブレーキング。そんな同社が手がけるブレーキパッドを、デュラボルトで知られるJPモトマートが、’11年10月から取り扱いを開始した。
ブレーキングのパッドは、純正品と同等の性能を有するアーバンエレメント、純正以上のパフォーマンスを目指したチャレンジエレメント、サーキットユースも視野に入れたレーシングエレメントの3種類に大別でき、それぞれ黒、青、赤と判別しやすいようにパッケージで色分けされる。そして、驚くべきは対応機種の豊富さだ。日本の4メーカーをはじめ、ドゥカティやハーレー・ダビッドソン、BMWなどの主要外国車、さらにはTMやベルティマーティなどの少量生産メーカーのモデルにまで対応。そして、そのほぼすべてがJPモトマートを通じて購入できるというのは嬉しい。JPモトマートのウェブサイトからも買えるので、近くに用品店がない人にとっては朗報と言えよう。
[ SPECIFICATIONS ]
[ DETAILS ]
右はフロント用のCM55、左がリヤ用のCM56。CMシリーズは摩擦素材にシンタードメタルを採用。チャレンジエレメントに属し、パッケージは青となる
CM55と同56のアップ。摩擦素材の特性はスクーター専用のCM33や、オフロード車向けのCM44に準じるが、スポーツ走行に適した混合物で700℃まで安定した効力とコントロール性を約束
右のP1R、左のCM66ともレーシングエレメントに属する最新のパッドで、CM66はクローズドコース専用品である
アーバンエレメントのSMシリーズは、オーガニック系のセミメタルパッドだ
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