
掲載日:2018年02月05日 試乗インプレ・レビュー
取材協力/本田技研工業 写真/ホンダ 取材・文/青木タカオ
プレスミーティングがおこなわれるオースティンのホテルに、ずらり並んでいたのは新型ゴールドウイングだった。スタイリングが見直され、見るからに新しくスタイリッシュ。従来型のボテッと大きい印象はなく、スマートで軽快感がある。
誤解を招く言い方かもしれないが、これまでだとゴールドウイングはオジサンの乗るバイクという印象が強かった。“成功者の証”みたいな一面もあるし、装備も豪華絢爛。ワイパーが付いていたり、オーナーじゃないと絶対にわからないってくらいにボタンがアチコチにイッパイ付いていたり……。ところがどうだ新型は。操作系は集約されているし、フェアリングもコンパクトに。若い人が見ても「カッコイイ」と感じる洗練されたスタイルに生まれ変わっているのだ。
大事なことをまず言わなければならなかった。新型ゴールドウイングではトップケース付きのフル装備を「Gold Wing Tour(ゴールドウイングツアー)」とし、サイドケースのみ装備のバガーカスタムスタイルを「Gold Wing(ゴールドウイング)」とネーミングしている。つまり、この写真は「Gold Wing Tour(ゴールドウイングツアー)」であり、今回はまずこのモデルの試乗レポートをお届けしよう。
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