
掲載日:2017年04月27日 試乗インプレ・レビュー
取材・文/佐賀山敏行 写真/井上 演
エッジの効いたアッパーカウルが車体フォルムの大きな特徴に。スクリーンは手動で5段階に調整が可能。ヘッドライトやウインカーにはLEDを採用し、視認性と被視認性を大きく向上させている。
大きなデジタル液晶メーターを採用。中央に大きくスピードを表示するほか、燃費や時計、気温にガソリン残量など、多くの情報を一度に表示することができる。しかも、それぞれが見やすい。
グリップヒーターや「Honda セレクタブル トルク コントロール」は、左手のスイッチボックスで簡単に操作できる。ウインカーはオートキャンセラーを備えている。
燃料キャップにはエアプレーンタイプを採用し、スポーティーなイメージが演出されている。ちなみに容量は20リットルで、低地燃費値は27.4km/Lとなっており、ツーリングモデルとして十分な航続距離を確保している。
適度に絞り込まれたシートは高さを2段階(815mm/835mm)で調整可能。足つきに不安のあるライダーにも考慮されている。タンデムシートは小ぶりながらも、グラブバーを装備し、快適性を確保している。
トキコ製4ポットキャリパーをラジアルマウント。ブレーキローターはφ310mmのダブルディスクを採用。高い制動力を発揮する。もちろんABSも標準装備し、安全性を高めている。
水冷4ストロークV型4気筒エンジンを搭載。ホンダが熟成を重ねてきた伝統のレイアウトは、VFR800Xのアイデンティティーともいえる。鋭い加速や適度な鼓動感など、走る喜びを感じられるエンジンだ。
ラジエターはアンダーガードと同一化したデザインを採用することで、オフロードテイストを醸し出しつつ、機能性も確保している。細かい部分だがVFR800Xの世界観を表すうえで、重要なディテールだ。
スーパースポーツを思わせるプロリンク式スイングアームを採用。多くの部品をVFR800Fと共有しており、足周りも同じことからも、このマシンのパフォーマンスの高さが伺える。
異形サイレンサーはデザイン性も高く、所有感をおおいに満足させてくれるディテールだ。ちなみにリアブレーキとスプロケットがサイレンサーの反対側に集約しているのが、プロアーム式スイングアームの特徴である。
テールランプにもLEDが採用され、精悍なリアビューを演出。また、テールランプの上にはキーの差し込み口があり、リアシートを取り外すことができる。ここにはETCが収納されている。
リアサスペンションの調整はタンデムステップあたりに装着されたアジャスターで簡単に行うことができる。ソロやタンデム、街乗りやワインディングなど、シーンに合わせて気軽に行える。
モデルの身長は175cm。シート高は835mmにセットしているが足つきには十分な余裕があり、直立した上半身も相まって、しっかりと車体を支えることができる。815mmにすれば足つきはさらによくなる。
価格(消費税込み) = 143万6,400円
※表示価格は2017年4月現在
静粛性に優れ、鼓動感溢れるV型4気筒エンジンを搭載したアドベンチャーモデル。アップライトなライディングポジションや大型フェアリングは長距離ツーリングでも快適性を確保し、長いストロークを持つ前後サスペンションは走るシーンも選ばない。トルクコントロールシステムやABSなど、機能も充実している。
■エンジン型式 = 水冷4ストロークV型4気筒DOHC4バルブ
■総排気量 = 781cc
■ボア×ストローク = 72.0×48.0mm
■最高出力 = 79kW(107PS)/10,250rpm
■最大トルク = 77N・m(7.9kgf・m)/8,500rpm
■トランスミッション = 6速
■全長×全幅×全高 = 2,190×870×1,385mm
■車両重量 = 246kg
■シート高 = 835/815mm
■ホイールベース = 1,475mm
■タンク容量 = 20リットル
■Fタイヤサイズ = 120/70ZR17M/C (58W)
■Rタイヤサイズ = 180/55ZR17M/C (73W)
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