

掲載日:2016年11月09日 試乗インプレ・レビュー
取材・文/佐川健太郎 写真・動画/山家健一 衣装協力/HYOD
2015年にデビューした最新版のRSV4 RFはそのままレースで勝てる戦闘力が与えられたマシンである。エンジンにはクラストップレベルの最高出力201psを発揮する、スーパーバイクレーサー直系の65度V型4気筒エンジンを搭載。最新の電子制御ライド・バイ・ワイヤ・システムによって制御される3種類のエンジンモードとAPRC(アプリリア・パフォーマンス・ライドコントロール)による、トラクションコントロール、ウィーリーコントロール、ローンチコントロール、クイックシフトなどの機能に加え、ボッシュ社製9MPユニットが採用されたレースABSやスリッパークラッチも標準装備する。
プレス材と鋳造部材を巧みに組み合わせて剛性コントロールされたアルミ製フレームは、コンパクトな車体をマスの集中化を実現。エンジン搭載位置やステム角度、スイングアームピボット位置などの調整機構を備えるなど、レーシングマシンそのものの骨格が与えられているのが特徴だ。
なお、RFにはオーリンズ製の前後サスペンションと軽量鍛造ホイールが標準装備されるなど、まさに最上級モデルに相応しいスペックとなっている。
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