

掲載日:2016年10月12日 試乗インプレ・レビュー
取材・文/佐賀山敏行 写真/井上 演
シルバーベース440は、4ストローク空冷単気筒エンジンにセミダブルクレードルフレームというオーソドックスな車体構成に、アップマフラーやアンダーガード、ブロックタイプのタイヤを装着し、スクランブラー然としたスタイリングが与えられている。
まだオフロード専用モデルがなかった1960年代は、オンロードモデルをベースにアップマフラーやブロックタイヤを装着し、ダートを走れるようにしたモデルを、もともとはスクランブラーと呼んでいた。つまり、フレームやエンジンは兄弟車両であるオンロードモデルと共通で、足周りやハンドルバーなどをオフロードに合わせたものである。
シルバーベース440の兄弟モデルとしては、グランミラノ440がある。フレームやエンジン、フューエルタンクなどは同モデルと共有しており、じつはシルバーベース440は、ある意味「正統派のスクランブラー」と言えるのだ。
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