

掲載日:2015年11月12日 試乗インプレ・レビュー
レポート/中村 友彦 写真/徳永 茂 記事提供/ロードライダー編集部
※この記事はカスタムNo.1マガジン『ロードライダー』の人気企画『New Model Impression』を再編集したものです
並列2気筒エンジンはR25/R3と共通で、MT-25=36ps、MT-03=42psという最高出力もR25/R3と同一。なおR25/R3は6速ミッションの各ギアが専用設計されており、MT-25/MT-03もその構成を引き継いでいる
フロントフォークのインナーチューブ径はφ41mm。φ298mmフローティングディスク+片押し2Pのフロントブレーキは、必要にして十分な制動力を発揮する。標準タイヤはいずれもバイアス(MT-25=IRC RX-01、MT-03=ミシュラン・パイロットストリート)だが、ホイールサイズはF:3.25×17、R:4.00×17なので、ラジアルタイヤを履くことも可能だ
スチール製ダイヤモンドフレームや左右非対称スイングアームといった車体の主要パーツも、R25/R3用をそのまま使用。さらに言うなら前後ショックユニットの設定も、R25/R3とMT-25/MT-03の4車に共通である。なお、ステッププレートの穴あけ加工はR25とMT-25のみの特徴で、この部分にウェイトを装備するR3とMT-03はプレーン仕上げだ
セパレート式のR25/R3を基準に考えると、バーハンドルを採用するMT-25/MT-03のグリップ位置は、39mm上/19mm手前に設定されている。回転計のレッドゾーンは、MT-25=14,000rpm~、MT-03=12,500rpm~
樹脂製のガソリンタンクカバーは下部のエアインテークと一体化したデザインを採用することで、R25/R3とは異なるイメージを構築
シートとテールカウルのデザインはR25/R3に準じているものの、利便性を重視するMT-25/MT-03はアルミ製アシストグリップを採用する
異形ヘッドライトは兄貴分のMT-07/MT-09を思わせる形状。その上部左右にはアイライン風のLED式ポジションランプが新設されている
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