

掲載日:2014年12月11日 試乗インプレ・レビュー
レポート/和歌山 利宏 写真/徳永 茂 記事提供/ロードライダー編集部
※この記事はカスタムNo.1マガジン『ロードライダー』の人気企画『New Model Impression』を再編集したものです
完全新設計によるエンジンは、水冷DOHC直打式4バルブ、180度クランクの並列2気筒。燃料噴射式で、オフセットシリンダー、スリーブレスのDiAsilシリンダーなどの新技術も採用され、一軸偶力バランサーを備えて、爽快なライディングを支える。フレームはスチール製のダイヤモンドタイプで、エンジン懸架点4カ所のうち、3カ所をリジッドマウントとして、エンジンをフレームの剛性部材として利用する
フロントフォークはφ41mm径の正立タイプ。ホイールは10本スポークのアルミ鋳造製。ブレーキは2ポットキャリパーのシングルだ。タイヤはバイアスだが、車両のキャラにもマッチングして秀逸である
左右非対称のスイングアームは長さ573mmで、大型スーパースポーツに匹敵する長大ぶりだ。リヤサスはリンクレスだが、ロングスイングアームと取り付け角の設定により、路面追従性も良好である。前後アクスルは中空式。マフラーは3段膨張式のショートタイプだ
ハンドルはセパレートだが位置は低くない。片側ハンドル切れ角34度は大きく、一般的なネイキッドモデルの35度に迫る数値なのだ
左側のアナログ式回転計は見やすく、本文のような走りでは大変に役に立つ。右側の液晶版には速度に加え、ギヤ段数も表示される
燃料タンク容量は14L。WMTC燃費が26.2km/Lであることを考えると、航続可能距離はツーリングにも耐える、かなりの大きさである
スーパースポーツらしいセパレートシート。780mmの低シート高だ
ヘッドライトはYZF-Rシリーズらしさを主張する、2眼逆スラントタイプ。フロントマスクにはセンターダクト風のデザインが施される
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