ロイヤルエンフィールド ブリット500EFI
ロイヤルエンフィールド ブリット500EFI

ロイヤルエンフィールド ブリット500EFI – 頑に守り続けたブリティッシュスタイル

掲載日:2011年07月07日 試乗インプレ・レビュー    

ロイヤルエンフィールド ブリット500EFIの特徴

吸気システムにインジェクションを採用した
新世代エンジンを新たに搭載

現在日本に導入されているロイヤルエンフィールドは、全て1955年モデルのブリットをベースとしている。基本設計は1955年のそれを守り続けているとはいえ、品質向上の努力や時代に合わせた細部の改良は常に行われてきた。現行モデルは大規模な改良が施された2008年型がベースとなっているが、その2008年モデル最大のトピックは、新設計エンジンの搭載だ。

ロイヤルエンフィールド ブリット500EFIの画像

UCE (ユニット・コンストラクション・エンジン)と名付けられたこの新型エンジンは、ミッションのクランクケース一体化、アルミシリンダーの採用、吸気系の電子制御式インジェクション化など、近代的エンジンとしての改変が施されている。ブリットの歴史が始まって以来の大変革と言えるが、これは環境問題への対応や信頼性向上のために行われたものだ。84mm×90mmというボア×ストローク径に変更はなく、ロングストローク・ビッグシングルの乗り味は健在。ブリットの存在意義たる、エンジンのテイストが堅持されているのは嬉しい限り。

フレームは新型エンジンに合わせてエンジンマウントが変更されているが、基本骨格は1955年モデルのまま。しかし、フロントブレーキはドラムからディスクに改められ、リアショックユニットがリザーバータンク付きに変更されているなど、車体の装備面でも進化を見せている。

ロイヤルエンフィールド ブリット500EFIの試乗インプレッションは次ページにて

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