スズキ バンディット1250F ABSの詳細写真
このモデルのために開発されたフルカウルは、風洞実験を経てデザインされており、高い防風効果を発揮する。
ヘッドライトはスズキのスーパースポーツであるGSX-Rシリーズを思わせるシャープな形状だ。
ダクト付きスクリーンの防風性能は高い。タンデム時のことも考慮した高さになっているのも特徴だ。
メーターはアナログとデジタルを組み合わせたコンパクトなもの。中央の液晶はギアシフトインジゲーターとなる。夜間照明色はアンバーだ。
グラマラスなタンクの容量は19リットル。車体色のパールネブラーブラックはフレーク入りで、陽光の加減で美しく輝く。
スズキはABSに積極的なメーカーで、バンディットの前身であるGSFから数えると、すでに採用開始後15年となる。もちろん本モデルでも標準装備となる。
最新技術を投入した水冷DOHCエンジンには、二次バランサーを採用。なめらかで振動の少ないエンジンフィーリングを実現した。
マフラーはオールステンレス。サウンドは控えめな音量だが、リッターマシンらしい迫力を感じさせてくれる。エンドキャップは新デザインを採用。
シート高はライダーの好みにあわせて、高さを2段階に調節可能。ローポジション時は790mm、ハイポジションでは810mmの高さとなる。
グラブバーにはロングツーリング時の荷物積載に便利なフックが備えられている。
チェーン調整や日常のメンテナンスに役立つセンタースタンドを標準装備。リッタークラスだがスタンドの上げ下ろしは比較的軽く感じた。
意外と目立たない部分だが、チェーンケースがアルミ製となっている。樹脂製との質感の差は歴然。