

掲載日:2010年02月18日 試乗インプレ・レビュー
構成/バイクブロス・マガジンズ編集部
海外で発売されていた「グラディウス」の国内向けモデルとして、400ccクラスへ排気量を変更。ABSを採用してデビューとなった。
ユニークなヘッドライト形状が目を引く。上部のふくらみはポジションランプとなる。夜間走行でも明るさは十分だ
タコメーターをセンターに置くレイアウト。レアな装備としてギアポジションインジケーターを採用している。意外と便利だ。
低回転からトルクフルでスムーズな加速を楽しめる水冷Vツインエンジン。高回転の伸びもエキサイティングだ。
小型のABSユニットはマスの集中を意識して、右のタンデムステップ近辺に配置。従来型に比べて約0.2kg軽量化されている。
ABSの作動は分かりやすく、感触がマイルドでコントロールしやすい。ABSのおかげでブレーキング時の安心感が大きく変わった。
車名の由来にもなった刀剣をイメージさせる鋭いマフラーカバー。排気音がパルシブで耳に心地よいのもグラディウス400ABSの美点。
曲線を多用したデザインも特徴のひとつ。流麗なデザインのトレリスフレームを、印象的な樹脂パーツを使ってまとめ上げている。
身長174cmの筆者だと膝がまがるほど足つきが良い。ただ、その分シートが薄くなっており乗り心地には不満な点も残る。
シート下には書類と車載工具を収納。ヘルメットホルダーは左右2ヶ所に配置されている。追加で小物を入れる余裕はあまり無い。
写真では分かり難いが、ソリッドカラーのように見えて、中に細かいフレークが輝く塗装。日の下で見るとキラキラと輝いて美しい。
タイヤはダンロップ製のクオリファイヤーを履く。スポーツレンジに位置しており、ワインディングなどでのアグレッシブな走りにも対応する。
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