ホンダ CB1300 SUPER BOLD’OR (ABS)
ホンダ CB1300 SUPER BOLD’OR (ABS)

ホンダ CB1300 SUPER BOLD’OR (ABS) – ハーフカウルに包まれた快適さと充実のスペック

掲載日:2008年09月18日 試乗インプレ・レビュー    

構成/バイクブロス・マガジンズ編集部

ホンダ CB1300 SUPER BOLD’OR(ABS)の特徴

ホンダ CB1300 SUPER BOLD’OR(ABS)の画像

ハーフカウルに包まれた
快適さと充実のスペック

人気車であるCB1300スーパーフォアと基本を共通とするスーパーボルドールだが、このモデルだけに装備されるハーフカウルが、ベースモデルとの大きな差だ。高速巡航を視野にいれて開発されたハーフカウルは、エアロダイナミクスを考慮したシャープなデザイン。サイズは一見大きめに見えるが、またがった視点からでは気になるほどでもなく、前方の見切りは良好だ。ハーフカウル内部にはアナログ+デジタルの多機能メーターが装着されるほか、ユーティリティーとして左右にコンパクトな収納がついている。これが意外なほど便利で、鍵のついていない左側には有料道路の通行券などを、鍵つきの右側には小物が収納可能。容量としては左右とも1リットルほどだが、収納スペースの少ないバイクにとっては有用な装備と言えるだろう。収納についてはシート下にも用意されており、こちらはレインウェアなどが入る十分なサイズ。シートカウル下の荷掛けフックポイントや標準装備のタンデムグリップ、余裕ある座面のタンデムシートなど、バイクを便利かつ快適に楽しむ装備が満載されている。

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もちろん、快適性だけでなく走りの装備についても、フラッグシップモデルだけに充実しているのは言うまでもない。高度な制御を実現した前後ABSや、幅広い調整幅を持つサスペンション、そして7,000回転で74kWを発生するハイパワーな水冷DOHC直列4気筒エンジンなど、高い走行性能を期待させるスペックを実現している。ひときわ目をひくハーフカウルの中には、スポーツモデルならではの充実のハイスペックが包み込まれているのだ。

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スムーズでトルクフルなエンジン

1,284ccという余裕ある排気量と、PGM-FIによる高度な燃料管理によって、なめらかなパワーカーブを与えられた水冷DOHC直列4気筒エンジン。渋滞時の超低速からハイウェイクルージングまでストレスなく扱える素直な特性が魅力だ。

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快適な走行を実現するハーフカウル

スーパーボルドール最大の特徴とも言えるハーフカウルは、高速道路で絶大な威力を発揮してくれる。防風性能が高いだけでなく、カウル内部に収納を設置。また、ヘッドライトの配光バランスが良く、夜間走行でも不安が少ない。

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ロングツーリングも快適なシート

肉厚なシートは座り心地が良く、長時間の走行でも疲労しにくい形状。サイド部が絞り込まれているため、足つき性も良好だ。タンデムシート側も広いため、パッセンジャー側も快適。また、シート下は11Lの収納スペースとなっている。

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ABS採用で安全性能高めたブレーキ

今回試乗したのはABS付きモデル。通常モデルでも十分な制動力とコントロール性を実現しているが、先進のABSはさらに安全性能を高めてくれる。ブレーキタッチはソフトで、レバーの引き込みに応じて制動能力を発揮するタイプ。

ホンダ CB1300 SUPER BOLD’OR(ABS)の試乗インプレッションは次ページにて

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