

掲載日:2008年07月08日 試乗インプレ・レビュー
構成/バイクブロス・マガジンズ編集部
2008年モデルで25周年を迎えたビューエル。1983年に創業者エリック・ビューエルの手によってデザインされたRW750から数えて今年で25周年となっている。エリック・ビューエルはハーレー社にエンジニアとして勤務しながら、自らが理想とするバイクの追求を行っていた。当初は「いかに速く走るか」に重きを置いていたものの、友人がバイク事故で亡くなったことを機に“速さ”ではなく“操る喜び”の追求に方針を変更、現在に至るビューエルの活動がスタートした。もし、ビューエルが速さの追求にこだわっていたならば、他メーカーのような水冷4気筒が採用されていたかもしれない。そうなれば、現在のビューエルのような他メーカーにはない突出した個性は見られなかったはず。
乗り手の技術をバイクがカバーするような至れり尽くせりのバイクではなく、どれだけスピードが出せるかを競うバイクでもない。乗り手に操る喜びを感じさせることを純粋に追求したのがビューエルというバイクなのだ。今回はそのラインナップの中から、唯一の985ccモデル、XB9SXを紹介しよう。
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