

掲載日:2007年09月12日 試乗インプレ・レビュー
構成/バイクブロス・マガジンズ編集部
「ビューエル」という名のスポーツバイクがある。その名を聞いたことがある人は多いだろうが、実際に乗ったことがある人はどれほどいるのだろう。かつてハーレーダビッドソン社に勤務していたエリック・ビューエルが、1986年に設立したのがビューエルのはじまり。ハーレー製のXRエンジンを使用したオリジナルマシンを開発し、翌87年には“ルシファーズハンマーII”と名づけられたマシンでレースに参戦、名もないメーカーながらツインモデルだけで争われるレースで優勝という成績を収めている。その後も独創的なアイデアをもとに、マシン開発は続いた。
94年にハーレーの資本参加を受けてからは技術開発のスピードは上がり、ビューエル開発で得られた成果はハーレーブランドのマシンへもフィードバックされている。ハーレーが擁する唯一のスポーツマシンブランドであるビューエル。その真価はいかなるものなのか、先日発表されたばかりの2008年モデル「XB12R」をお借りし、そのポテンシャルを堪能してきた。
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