掲載日:2025年09月29日 バイク購入ガイド 件のユーザーレビュー
文/杉山 研二
390エンデューロRは、スリムでコンパクトな車体にパワフルな水冷単気筒エンジンを搭載したデュアルパーパスモデルです。スチール製のトレリスフレームにロングトラベルサスペンションを装備。車輪にはフロント21インチ、リア18インチのスポークホイールとメッツラーのトレールタイヤKaroo4を採用。サスペンションは調整機構付きですので、オフロードの走破性を追求したり、街乗りを意識したセッティングにすることも可能です。
パワーユニットは最新世代のLC4cエンジンです。排気量は399cc、最高出力は33kW(45PS)/8,500rpm、最大トルクは39Nm/7,000rpm。ライドモードは標準で作動するストリートモードのほか、未舗装路用のオフロードモードも用意。走行状況に合わせて選択することができます。また、ABSにはボッシュ製モジュレーターを採用。標準設定のABSのほか、オフロードABSも利用可能。さらには、ABSをオフにして走ることもできます。
車体骨格はスチールのメインフレームとアルミニウムのサブフレームからなる2ピース構造です。ねじれ剛性の強化、アジリティの向上、路面からのダイレクトなフィードバック確保などを図ります。サスペンションはフロントに43mm径のWP製APEXオープンカートリッジフォークを採用、30段階のクリックで圧側と伸び側の調整ができます。リアはWP製APEXセパレートピストンショックアブソーバーで、伸び側20クリック、プリロードは工具で調整可能です。
ライディングポジションは、上位機種の690エンデューロRにインスパイアされたエルゴトライアングルを採用。アグレッシブなハンドル形状やフラットデザインのシートは、バイク上での身体移動を行いやすくします。また、2段階調整が可能なフットレストはライダーの足場をしっかりと支えます。車両重量159kg(燃料除く)、シート高890mm、燃料タンク容量は約9L。車両価格は消費税10%込みで85万9,000円、2025年9月の発売予定です。
水冷エンジン搭載のオン・オフロードモデル。最高出力18kW、車両重量141kg、燃料タンク容量7.8L。消費税10%込みで64万9,000円。
排気量232ccの空冷エンジンを搭載したデュアルパーパスモデル。最高出力13kW、車両重量133kg、燃料タンク容量7.6L。消費税10%込みで61万6,000円。
ウインドスクリーンや容量14Lの燃料タンクを装備したトラベルモデル。最高出力33kW、車重165kg(燃料除く)。消費税10%込みで97万9,000円。
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