ヤマハ NMAX155 ABS(2025)

掲載日:2025年03月26日 バイク購入ガイド        件のユーザーレビュー

文/杉山 研二

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YAMAHA NMAX155 ABS(2025)

NMAX155に電子制御CVTを新たに採用
走行モードの選択やシフトダウンが可能に

NMAX155は、スポーティな走りと高い質感が魅力の軽二輪スクーターです。2025年のモデルチェンジでは外装デザインを一新、凝縮感があり力強く安定感のあるスタイリングとなりました。また、パワートレインには電子制御CVTの「YECVT」を新たに採用。電子制御化したことで、ライダーの意思で減速比を調整するようなことも可能となりました。従来のスクーターでは難しかったマニュアルミッションのようなフィーリングを、このNMAX155では楽しめます。

YECVTは、切り替え可能な走行モードとシフトダウンの機能を備えています。走行モードは、燃費や市街地でのスムーズさを考慮した「Tモード」と、レスポンスの良い走りを優先した「Sモード」の2つのモードから選択が可能です。シフトダウン機能は、追い抜き加速や下り坂でのエンジンブレーキなど任意のタイミングで使用可能。SHIFTボタン操作、またはスロットルの急開操作により、走行状態に応じて最大3段階のシフトダウンが行えます。

エンジンは、ローラーロッカーアームや鍛造ピストン、可変バルブシステムなどを採用した水冷単気筒です。YECVT搭載にともないクランクケースやクランク軸、エアクリーナーなどの部品を更新。またラジエターやファン、ファンケースの変更で冷却効率も向上しました。最高出力11kW(15PS)/8,000rpm、最大トルクは14Nm/6,500rpm。後輪スリップを抑えるトラクションコントロールシステムも引き続き装備します。

メーターは上下2面構成で、上側に3.2インチLCDディスプレイを、下側には4.2インチカラーTFTディスプレイを配置。スマートフォンと接続することで、TFTディスプレイをナビゲーション画面として使用することも可能です。車両重量135kg、シート高は770mm。車体カラーは「マットダークレディッシュグレー」「ブラック」「ライトブルー」の3種類、車両価格は消費税10%込みで45万9,800円。発売は3月21日です。

ヤマハ NMAX155 ABSのここがポイント!
  • ● 走行モードの選択やシフトダウンが可能なYECVT
  • ● 力強さと安定感を表現する車体プロポーション
  • ● 可変バルブシステム採用の水冷単気筒エンジン

ヤマハ NMAX155 ABSのライバルはこれだ!

  • ホンダ
    PCX160

    上質なスタイリングと使い勝手の良さが魅力の軽二輪スクーター。車両重量134kg、シート高764mm。消費税10%込みで46万2,000円。

  • ヤマハ
    Xフォース

    コンパクトな車体に排気量155ccの水冷エンジンを搭載。車両重量130kg、シート高815mm。消費税10%込みで40万7,000円。

  • ホンダ
    ADV160

    タフで洗練された印象に仕上がるアドベンチャースタイルの軽二輪スクーター。車両重量136kg、シート高780mm。消費税10%込みで49万5,000円。


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