インディアン 101スカウト(2025)

掲載日:2024年09月12日 バイク購入ガイド        件のユーザーレビュー

文/杉山 研二

インディアン 101スカウト(2025)
Indian 101 SCOUT(2025)

高出力エンジンや倒立フロントフォークを採用
新型スカウトのハイパフォーマンスモデル

101スカウトは1,250ccのV型2気筒エンジンを搭載したスポーティなアメリカンクルーザーです。2025年型でモデルチェンジを行ったスカウトファミリーの一台として、新たに登場しました。エンジンの最高出力は姉妹モデルよりも6HP高い111HP(82kW)、サスペンションはフルアジャスタブルの倒立フロントフォークとピギーバックリアショック。モデル名は、1928年から1931年にかけて製造された名車「101スカウト」からの引用です。

パワーユニットは水冷DOHC4バルブの60度Vツインです。スピードプラス1250と呼ばれるこの新型エンジンは、従来型に比べ排気量が約10%大きくなり、出力、トルクともに大幅に向上。出力特性は、よりフラットになりました。最大トルクは109Nm/6,300rpmと、やはり姉妹モデルより大きな設定です。トランスミッションは6段変速。新採用のスリッパー&アシストクラッチは操作に必要な力を低減、長時間でも快適なライディングを楽しめます。

車体のメインフレームは、従来のアルミダイキャスト製から鋼管製に変わりました。加えて薄型ラジエターを採用することで、スマートなシルエットを実現。一方のミッドフレームとリアフレームは前モデル同様アルミダイキャスト製を採用、軽量化と自由度の高いフレームワーク、ひいては足つき性や取り回しやすさにもつなげています。車両重量249kg、燃料タンク容量は13L。デュアルディスクのフロントブレーキにはブレンボ製キャリパーを使用します。

そのほかにも、エンジン特性をレイン、スタンダード、スポーツの3種類の設定から選べるライドモード、タッチスクリーンを採用する4インチデジタルディスプレイ、そしてクルーズコントロール、トラクションコントロール、キーレスエントリーシステムなどなど、盛りだくさんの装備を標準で搭載。車体色はサンセットレッドメタリックとゴーストホワイトメタリックの2種類。車両価格は消費税10%込みで268万円〜となっています。

インディアン 101スカウトのここがポイント!
  • ● スマートなシルエットを実現する鋼管製のフレーム
  • ● 出力を111HPまで引き上げた水冷Vツインエンジン
  • ● 調整可能なピギーバックリヤショックと倒立フォーク

インディアン 101スカウトのライバルはこれだ!

  • トライアンフ
    ボンネビルボバー

    排気量1,200ccの水冷並列2気筒を搭載するハードテイルルックのモダンクラシック。最高出力58kW、車両重量252kg。消費税10%込みで189万9,000円~。

  • ハーレーダビッドソン
    スポーツスターS

    排気量1,252ccの水冷60度Vツインを搭載した、ハーレーの現行スポーツスター。最高出力90kW、車両重量228kg。価格は消費税10%込みで199万9,800円~。

  • ドゥカティ
    XディアベルS

    排気量1262ccの可変バルブタイミング機構付き水冷90度V型2気筒を搭載。最高出力118kW、車両重量235kg(燃料を除く)。消費税10%込みで299万9,000円。


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