掲載日:2020年08月20日 バイク購入ガイド 件のユーザーレビュー
文/杉山 研二
ニンジャZX-25Rは、高張力鋼製のトレリスフレームに新設計の水冷並列4気筒エンジンを搭載したスーパースポーツモデルです。2020年9月10日の発売で、250ccクラスの現行モデルとしては、唯一の4気筒搭載車となります。外観はNinja ZXシリーズにふさわしいアグレッシングなスタイリングを採用。ヘッドライトはLEDの二灯式。標準モデルのほかに、多数のアクセサリーを標準で装備したSEモデルも用意しています。
エンジンのボア・ストロークは50×31.8mm。大径ピストンによるショートストローク化や吸排気バルブの大径化により高回転高出力の特性となり、特に10,000~17,000rpmでエキサイティングなフィーリングを発揮します。また電子制御式のスロットルバルブや、走行風で吸気効率を高めるラムエアシステムも採用。最高出力は33kW(45ps)/15,500rpm、最大トルクは21Nm/ 13,000rpm。ラムエア加圧時の最高出力は34kW(46ps)/15,500rpmとなります。
出力特性はフルパワーとローパワーの2種類から選択でき、本来のパフォーマンスを楽しめるフルパワーモードに対し、ローパワーモードではパワーデリバリーとスロットルレスポンスをマイルドに設定することが可能です。トラクションコントロールは3つのモードを用意し、幅広いライディングをカバー。またSEモデルにはオートブリッパー付きのクイックシフターも標準で装備。スタンダードモデルでも、アクセサリーとして別費用でクイックシフターを装備することが可能です。
標準モデルの車体色はメタリックスパークブラック、車両価格は消費税10%込みで82万5,000円。SEモデルはメタリックスパークブラック×パールフラットスターダストホワイトと、ライムグリーン×エボニーのKRT EDITIONの2種類があり、価格は消費税10%込みで91万3,000円となっています。
水冷の直列2気筒を搭載したスーパースポーツモデル。2020年型で最高出力は30kWにアップ、アシストスリッパークラッチも採用。消費税10%込みで82万1,700円より。
出力26kWの水冷直列2気筒を搭載したスーパースポーツ。MotoGPマシンYZF-M1をシンボルとするスタイルやLEDヘッドライトなども特徴。消費税10%込みで61万500円。
街乗りで扱いやすい低中速重視の水冷2気筒エンジンと、スポーティーなスタイルが魅力のフルカウルモデル。最高出力は18kW、価格は消費税10%込みで53万6,800円。
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