掲載日:2020年03月13日 バイク購入ガイド 件のユーザーレビュー
文/杉山 研二
YZF-R3は、「毎日乗れるスーパーバイク」がコンセプトのフルカウルスポーツバイクです。250ccクラスのYZF-R25と同じサイズの車体に、余裕のある320ccのエンジンを組み合わせ、より爽快な走りを楽しめる車両へと仕上げてます。2015年に発売となったYZF-R3は、2019年のマイナーチェンジで外観デザインを一新。スタイリングはMotoGPマシンのYZR-M1をイメージさせるレーシーなものとなりました。
フロントカウルはクロスレイヤードデザインと呼ばれる立体構造を採用。走行風を後方に逃がすことによって空気抵抗を低減し、エンジン冷却も効率よく行える機能的なデザインです。スクリーン形状も、車体周りの空気を整流しライダーの負担を減らす効果があります。二眼ヘッドライトにはLEDを採用。燃料タンクはトップ位置が下がり横に広げた形状となり、サーキットの直線で伏せやすく、旋回や制動時のホールドしやすくなりました。
フロントフォークは、インナーチューブ径37mmの倒立タイプを採用。剛性を高めるとともにセッティングで減衰の最適化を促進し、旋回時の接地感向上などを図っています。またハンドルクラウンは、YZR-M1イメージの肉抜き加工を施したデザインとなりました。タイヤは前後とも、剛性に優れ転がり抵抗が少ないラジアルタイヤを採用。ハンドリングの軽快さと快適な乗り心地に貢献しています。
メーターには、豊富な情報を見やすく表示するフル液晶のディスプレイを採用。バーグラフタイプのタコメーターのほか、スピードメーター、燃料計、シフトタイミングインジケーターなどの情報をマルチに表示。ハンドルにはハザードランプのスイッチも装備。320ccの2気筒エンジンは、引き続き最高出力31kW(42ps)/10,750rpmを発揮。車両重量は170kg、ABSも標準装備。2020年モデルの車体カラーは、マットシルバー、ブルー、マットブラックの3種類。車両価格は消費税10%込みで68万7,500円です。
ニンジャ250と同じ車体に、出力35kW(48ps)の398cc2気筒エンジンを搭載。車両重量は167kg、ラジアルタイヤ採用、ABS装備。消費税10%込みで72万6,000円。
R3と同じ車体に249ccの2気筒を搭載する軽二輪モデル。出力26kW(35ps)、車重167kg、消費税10%込みで61万500円。ABS付きは車重170kg、税込み65万4,500円。
車重165kgの車体に出力28kW(38ps)の2気筒を搭載。ラジアルタイヤ採用。価格は税10%込みで80万3,000円。ABS付きは車重167kg、税込み82万1,700円から。
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